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アジソン病の診断基準と検査方法ってどんなもの?「アジソン病」は治る?

アジソン病という病気をご存知でしょうか?健康を維持する上では欠かすことの出来ない副腎皮質ホルモンが減少することで、体に様々な悪影響が出る病気のひとつです。そのなかでも、その減少の原因が副腎の病気であるものをアジソン病といいます。

 

この原因としてあげられるのは、副腎結核や自己免疫になります。稀にガンが副腎に転移すること、遺伝によって生じることもあります。

 

このようなアジソン病ですが、では一体どのような検査と診断方法によってアジソン病と診断されるのでしょうか?こちらで簡単にご紹介したいと思います。

  

◆検査方法

アジソン病の検査においても、一般的な血液検査や尿検査は必ず行われます。しかしそれだけではなく、ホルモンの検査や腹部のCT検査などの精密検査も必要となります。

 

このうち、ホルモンの検査では血中に含まれる副腎皮質ホルモンと副腎皮質刺激ホルモン、そして尿中に含まれる副腎皮質ホルモンの値を測定します。

 

さらに、副腎皮質ホルモンや副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンを投与した際に起こる、副腎や下垂体の反応を観察することで副腎の機能検査を行います。

 

以上のような検査に加え、副腎の機能を損なっている原因として挙げれられる結核などの検査、がんの検査、自己免疫の検査なども合わせて行われます。

 

 

◆診断方法

上記の様々な検査によって、副腎皮質ホルモンや副腎皮質刺激ホルモンの値が異常に低く、さらに副腎の反応が悪かった場合にはアジソン病と診断されます。

 

合わせて行われた結核の検査など副腎の機能を侵害している原因を調べる検査の結果から、その原因を探り当てます。

 

このように、アジソン病では様々な検査によって診断が行われます。もしも万が一、医師から検査を受けるよう促された場合には、その指示にきちんと従って検査を受けるようにしましょう。

 

 

気付く事が難しい難病「アジソン病」の症状と検査方法

「アジソン病」、難病、と聞くと大きな症状が出て大変なことになると考えるかもしれません。しかし、この病気は即命に関わるような症状を発生させるわけではないようです。しかし、それによって発見が遅れた場合、別の病気を誘発させる可能性もあるといわれる病気です。

 

こんな症状を感じたら

「アジソン病」の初期症状は、何もしていないのに日焼けしたように色が黒くなる、倦怠感や脱力感、気分の浮き沈みが激しく情緒不安定になる、食欲不振や下痢、便秘などの症状を定期的に繰り返す、体重が急に減った、貧血になりやすくなる、などといったものが多いといわれています。このような症状は、様々な病気の発端となっている可能性もありますがその一方で、ただの疲れや睡眠不足と自己診断し放置しやすいともいえるでしょう。ただ、この発症に気付かず放置した状態で、怪我や発熱、強いストレスがかかった場合、急性副腎不全を起こし危険な状態になることもあるといわれています。

先程の症状に心当たりがある場合は、専門医の診察を受けた方がいいといえるでしょう。例え大袈裟だったとしても、未然に防ぐ・対処することが大病を防ぐ方法であることは間違いありません。

 

どんな検査を受ける?

「アジソン病」の一般的な検査は、血液検査、尿検査、ホルモンの検査、腹部のCTスキャンなどがおこなわれます。

ホルモンの検査で、血液中の副腎皮質ホルモンや副腎皮質刺激ホルモンの状態を調べると共に、下垂体と呼ばれるホルモン分泌を司る脳の機能についても検査をおこなうようです。その他、副腎の機能を確認するために、感染症の検査やガン検査、自己免疫疾患などの検査もおこなわれます。

 

「アジソン病」は、副腎の損傷が原因で起こる病気のため、副腎が回復しない限り完治はないといわれます。しかし、一度損傷した副腎が、再び以前と同じような機能を取り戻すことも難しいとされています。

この病気は、そういったことを含めながら副腎皮質ホルモンのバランスを体内で整えていく治療が行われます。長く付き合う必要がある病気といえますが、大きな変化がなければ命に関わる病気ではないようです。

 

 

副腎皮質の病気「アジソン病」は治る?

副腎皮質という言葉は、ステロイドの使用に慣れている方は一度は聞いたことがある言葉かと思います。「アジソン病」は、この副腎皮質の異常が原因となって発生する病気といわれているようです。

  

何故発症するの?

「アジソン病」は、副腎皮質の異常が原因とされていますが、その異常の原因には後天性のものと先天性のものがあるといわれています。先天性の場合は、副腎に奇形があったり、副腎機能に生まれつき異常がある場合とされるため、先天性副腎皮質過形成症、先天性副腎低形成といった別の病気として取り扱われるようになっています。そのため、今現在「アジソン病」と呼ばれている病気の原因は後天性のものがほとんどとなります。

後天性の「アジソン病」の発症理由は、結核などの感染症と自己免疫異常によるものとされています。こういった原因から副腎の機能が90%以上損なわれた場合、ホルモン分泌に異常をきたし「アジソン病」を発病するとされています。

  

どうやって治すの?

「アジソン病」は副腎の異常により、通常であれば分泌されるはずのホルモンなどが分泌されず、身体に異常が発生する病気です。そのため、そういったホルモン分泌を投薬などによって安定化させることで症状を改善させることができるといわれています。

主な投薬としてはステロイドが用いられています。こういった薬剤を副腎の状態に合わせて量を調節しながら使用していきます。

 

完治は難しい病気

「アジソン病」は、副腎の機能を完全に取り戻さない限り完治したとはいえません。そして、現代の医学では副腎機能の完治はほぼ不可能といわれています。そのため付き合っていく必要のある病気といえ難病ともいわれているのです。

 

「アジソン病」を発症する理由は様々あります。その治療方法も身体の状態によって様々といえるようです。付き合っていかなければいけないことは辛い事実かもしれませんが、症状を穏やかに保つことはできる病気ですので、適切な処置を受けるようにしましょう。

(イラスト by: [http://www.irasutoya.com/])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-03-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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