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生活習慣病

妊娠中でも使用する降圧剤…危険性も知っておこう!

高血圧の治療に使用する降圧剤には様々な種類があります。

どれも降圧効果はそう変わらないのですが、副次的な効果の違いや副作用によって、患者さんに処方する薬を選びます。

 

妊婦さんの高血圧

妊娠している女性の場合、極力は薬の使用を控えます。

また高血圧の場合でも、血圧が140/90mmHg以下にコントロールされていれば妊娠経過やお産は良好にできます。

 

しかし、妊娠する前に多剤による降圧治療を受けていたり、臓器障害を伴っている場合、高血圧であり高齢出産である場合、そして高血圧に肥満や糖尿病を併発しているような場合には、高血圧の専門医と相談して妊娠経過を見守り、お産を検討する必要があります。

 

妊娠中に降圧剤を使用する

妊娠中の降圧薬の使用は広く浸透しており、その数は増加傾向にあるとされています。

妊婦さんの実に約5%が降圧剤を使用すると言われています。

 

禁忌とされる降圧薬

一般的に使用される降圧薬でも、妊娠中の服用は禁忌とされている降圧薬があります。

 

ACE阻害薬

ARB

 

これらを妊娠中に服用すると、胎児の発育不良や腎障害、新生児死、羊水過小症などといった障害が生じることが報告されています。

これらは頻繁に見られるということではなく、むしろ確率としてはそれほど高くないものとされていますが、発症の可能性があることにかわりはありません。

しかし、中には妊婦に対してこれらの降圧剤を処方する例もあるようです。

 

安全性が確認されている降圧薬も

禁忌とされている降圧薬がある一方で、妊娠中に使用しても問題ないとされている降圧薬もあります。

メチルドーパやラベタロールといった降圧薬なのですが、これらの降圧薬は通常の処方では使用しないものです。

 

そのため、最近は通常の高血圧に対して処方されるカルシウム拮抗薬などの有用性も認められるようになってきています。

また、妊娠中に禁忌とされている降圧薬は日本とアメリカでも大きく違います。

 

妊娠中の降圧薬だけでなく、これから妊娠するという人も薬剤の選択には慎重になる必要があります。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/02/23-014442.php?category=53])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-10掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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