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子宮体がんの検査って痛いの?発症リスクが高い人の特徴6つ!「子宮体がん」ってどんな病気?早期子宮体がんの先進医療!

子宮がんの検査といえば、一般的には【子宮頸部細胞診】を行います。

しかし、子宮頸部細胞診では、子宮頸部のがんは発見できても、子宮体のがんは発見できないとされています。

子宮体のがんを発見するためにはどうしたら良いでしょうか?

 

子宮体がんには子宮体部細胞診を!

子宮体のがんを発見するには、子宮体部(内膜)細胞診が必要です。

子宮内に検査器具を挿入し、内膜の細胞を採取して検査をおこなうのですが、子宮頸部の細胞と子宮体部の細胞では異なるため、子宮頸部の細胞を採取しても子宮体の異常を見つけることは困難です。

 

 

どんなリスクがある?

子宮体部細胞診は子宮内の細胞を採取するので、それだけの高度な技術が必要で、痛み・出血を伴うとされています。

検査中・検査後の痛みや出血にはそれぞれに個人差があるので一概にどのくらいの痛み・出血かとは言えませんが、中には非常に強い痛みを感じる方もいます。

 

子宮頸がんの検査と違い、痛みや出血などのリスクが伴うため、子宮体がんの検査を行う場合には慎重な判断が必要です。

 

検査を受けた方が良いとされる人とは?

以下のような方は、子宮体がんを発症するリスクが高いとされています。

定期的に子宮体がんの検査を行うと良いでしょう。

 

・閉経した時の年齢が高い

・出産の経験がない

・肥満体型である

・エストロゲン産生がん

・糖尿病や高血圧症

・過去に乳がんや大腸がんを発症したことがある

 

子宮体がんの疑いがあった場合には?

子宮体がんの発見には子宮体細胞診をするだけでなく、もう1つ、【頸膣超音波】という診断も併せて行うとより、精度の高い検査が出来ます。

 

子宮体細胞診と頸膣超音波検査を行い、子宮体がんの可能性が高いと判断された場合には、子宮内の細胞をスプーンのようなもので掻き出して組織を調べる“組織診”という検査を行い、組織を調べるようになります。

 

組織診の場合には、痛みが伴いやすいため、医療機関によっては麻酔をする場合もあります。

 

定期的に検査をおこないましょう!

上記で述べた“子宮体がんを発症するリスクが高い”とされている方の特徴項目に、自身が当てはまらなくても子宮体がんになる可能性はあります。

40・50代に多いとされていますが近年では若い世代の女性でも子宮体がんの発症が増えています。

 

これは若者の喫煙や、生活習慣・環境などが関係しているという意見もあります。

子宮体がんは発見が遅れてしまうと、子宮全摘出という大手術にもなってしまう大きな問題なので、早期発見を心がけましょう。 

 

子宮体細胞診は、それなりにリスクが発生してしまうという事が解っていただけたと思います。

子宮がんは自覚症状を感じにくいため、定期的な検査を行い、早期発見することで、若い方にとってはゆくゆくの妊娠の可能性を残しておくことも出来ます。

 

 

自覚症状があまりない…意外と知らない「子宮体がん」ってどんな病気?

“子宮がん”という言葉は、よく耳にしますが、子宮がんの種類の1つに“子宮体がん”と言われるものがあります。

子宮体がんと聞くと、効き馴染みの無い名前なため、「どこの部分?どこのガン?」と迷ってしまいます。子宮体がんについてまとめてみました。 

 

◆子宮体がんって?

子宮体がんは、子宮がんの1つで、子宮体に出来るがんの事を示します。子宮体とは、赤ちゃんがお母さんの子宮の中で育っていく部分のことです。子宮体がんは、別名“子宮内膜がん”とも言われています。

 

◆子宮体がんはなぜ起こる?

子宮体がんを発症させてしまう原因は、卵胞ホルモン(エストロゲン)といわれる女性ホルモンの一種だとされています。

この卵胞ホルモン(エストロゲン)は子宮内膜を刺激し、増殖を促してしまう作用があります。

 

正常であれば、エストロゲンに、排卵後分泌される黄体ホルモン(プロゲステロン)の作用が加わり子宮内膜が剥離して月経という形で生理が起こります。

 

子宮体がんを引き起こしてしまうケースの大半は、排卵の障害などによってプロゲステロンが十分に分泌されず、子宮内膜がエストロゲンに直接、刺激され続けてしまうため、子宮内膜が過剰に増殖し、子宮体がんを引き起こすとされています。

 

◆どんな人が発症するの?

年齢としては40代・50代が多くみられます。肥満であったり、出産経験が無い女性や、閉経した年齢が遅い方などに多く発症が見られます。

また、糖尿病や高血圧の方、乳がんや大腸がんを発症したことがある方は一般の方に比べリスクが高いとされています。

 

◆対策とは?

子宮体がんにならないためには、とにかく定期的な検査が必要です。半年に1回や、年に1回の検査を受けるようにしましょう。

閉経されていない方の、生理不順や不正出血も放置しないことが大切です。また閉経後に出血が見られたなどのケースも要注意!病院へ行きましょう。

 

 

子宮体がんだけでなく、子宮に関しての病はなかなか自覚症状を感じにくいものです。

気付いたことには、腫瘍やガンの進行が進んでいたり、子宮以外にリンパや臓器に転移してしまっているという事もあります。

定期的に検査を受け、普段と違う違和感を感じた場合には、早めに受診をしましょう。

 

早期子宮体がんの先進医療!低侵襲の『腹腔鏡下子宮体癌根治手術』とは

これまで、子宮体がんの手術法と言えば、下腹部の大きな切開を伴う『開腹手術』が主であり、体への負担が大きく、治癒期間が3週間~1ヶ月程度かかることが問題でした。

 

しかし近年、腹腔鏡を使った方法(『腹腔鏡下子宮体癌根治手術』)で、小さな切開を4箇所入れるだけで済むという、侵襲の少ない最先端の治療法に注目が集められています。以下では、その詳細について見て行きたいと思います。

 

腹腔鏡下子宮体癌根治手術とは?

腹腔鏡下子宮体癌根治手術は、従来の開腹手術を腹腔鏡下手術に置き換え、下腹部に4~5箇所程度の小さな切開を入れる(カメラ用:へそ周囲に1カ所(1cm)、鉗子用:下腹部に3カ所(各0.5cm))という手術法です。

 

術後の疼痛は非常に少なく術後回復は早くなり、結果的に早期退院が可能になると言われています(通常、術後4~5日程度)。

 

<適用となる病期は?>

腹腔鏡下手術の対象は、病期がⅠb期(子宮の筋層2分の1以下にがんがとどまる)までの初期の子宮体がんで、腹腔鏡下手術で根治性が十分に確保できると判断された患者の場合とされています。

 

(※0期では子宮を残せる可能性がありますが、温存する場合は腹腔鏡下手術の対象とはなりません。)

 

<手術法の比較>

◆開腹手術

【切開幅】みぞおちから恥骨まで(下腹部正中~剣状突起下)約20cm

 

◆腹腔鏡手術

【切開幅】へそ周辺から下腹部に4~5箇所程度(約0.5~1cm程度の小さな孔(トロッカー孔))

 

⇒メリットは?

術中の出血が少ない(輸血のリスクを回避)、腸閉塞など術後合併症の減少、術後疼痛の軽減、入院期間の短縮、手術創が小さい。

 

⇒デメリットは?

安全上の理由で、術中に開腹手術に変更する可能性がある。(例:止血操作が開腹手術に比べ難しいため(腹腔鏡下手術で血管損傷が起きた場合等)、出血量が多くなれば開腹手術に移行して止血する場合がある。)また、0期の場合に子宮温存手術が出来ない。

 

<腹腔鏡手術の手順>

1)各穴を切開したあと、腹腔内に手術を行う空間を確保するため、炭酸ガスを注入(お腹を膨らませる)。

2)小さな穴から腹腔鏡(カメラ)を入れて、モニターに映る腹腔内を見ながら、専用の手術器具を用いて子宮を切除する。

3)膣より子宮を取り出す(子宮を体内で小さく破砕できないため。取り出せない場合は腹部に小切開を入れて取り出すケースもある)。

 

<摘出部位は?>

摘出部位は、がんの進行の程度を示す病期(ステージ)によって範囲が異なります。

 

例)

◆病期0期のケース

子宮全摘、両側附属器(卵巣・卵管)摘出。

 

◆病期Ⅰ期のケース

子宮全摘、両側附属器(卵巣・卵管)摘出、骨盤リンパ節郭清術。

 

<費用は?>

自己負担費用39万円程度。

 

治療成績について

◆初期子宮体癌に対する47例の腹腔鏡下根治手術(ある病院での症例:2014年3月現在)

 

【術後入院日数と術後鎮痛剤使用回数の比較(2013年)】

1)術後入院日数

腹腔鏡下手術で4.0±0.0日、開腹手術で8.0±3.5日となった。

 

2)術後鎮痛剤使用回数

腹腔鏡下手術で3.8±2.9回(0~8回)、開腹手術で12±11回(5~25回)となった。

 

⇒腹腔鏡下手術で有意に少ない結果が得られた。腹腔鏡下手術では、退院後すぐに職場復帰可能となった方も複数名確認できたという報告がある。

 

現在では、早期子宮体がんの腹腔鏡下手術は標準治療となっていませんが、諸外国では既に一般的な治療法として広がっています。

 

専門家によれば、子宮筋腫などの良性腫瘍の摘出に腹腔鏡が適用されるようになってきており、おそらく約10年後には保険適用となっているのではないかと考えられています。

 

 

知らないと怖い…子宮がんの初期症状いろいろ

婦人科系の病気の中でも、命に関わる重大な病気は子宮や卵巣にできる癌と言えます。しかし正しい知識がなければ見落としてしまうこともあります。

日頃の癌予防に加えて、発症した場合には小さな症状を見逃さず、早期治療で治しましょう。

 

子宮がんの種類

1:子宮頸がん

 

子宮頸部(膣と子宮をつなぐ管の部分)にできる癌です。性交渉経験のある女性で、性交時の腫瘍ウイルスへの感染から発症します。

20~30代の女性に多く、その年代における全ての癌の中で第1位の発症率です。放っておくと命に関わることもあり、全世界で年間27万人もの女性が死亡していることから、死亡率も低くありません。

 

子宮頸がんの怖いところは、重症化するまでほとんど自覚症状がないことです。そのため以下のような症状が出た時には、すでに進行してしまっている事が多く、早急な治療が必要です。

 

・不正出血

・性交時の出血

・おりものの増加

 

<治療>

軽度の症状であれば、子宮を残して患部を切り取る手術が可能です。重症の場合は、出産希望かどうかを考慮しつつも、周りの臓器に浸潤している場合など子宮全摘出もやむを得ません。

 

2:子宮体がん

子宮の内側(子宮内膜)にできる癌です。子宮頸がんとは対照的に、閉経前後の50~60代の女性に多い癌です。

長期にわたる女性ホルモン(エストロゲン)の影響との関係が知られており、エストロゲンに晒されてきた期間が長いほど(初潮が早かった、閉経が遅かった、出産歴がないなど)発症のリスクが高いです。

 

また高血圧や肥満、糖尿病患者にも発症しやすいため、思い当たる人は要注意です。子宮頸がんに比べると比較的初期から不正出血が現われます。

 

・おりものの増加

・おりものに膿や血が混じる

 

<治療>

癌の進行状況に応じて、薬物療法やホルモン療法、放射線療法や切除手術などが挙げられます。

手術の場合は子宮全摘出が基本ですが、周りの臓器への浸潤がある場合は広範囲に渡っての切除手術となり、後遺症などのリスクも伴います。

 

がん検診のすすめ

以上のように、子宮がんは重症化するまで自覚症状がないなど、気付かないうちに進行してしまう危険があります。定期的ながん検診により、早期発覚を心がけてください。

また性交渉による感染を防ぐために、性器の清潔に努め、コンドームを着用するなどの予防を行いましょう。

photo by: http://www.ashinari.com/  

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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