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米国の脂肪燃焼サプリには注意を!『心臓発作・脳卒中』の危険性

米国の脂肪燃焼サプリに含有された『シトラスアウランチウム』に注意を


近年、『シトラスアウランチウム』というミカン科由来の健康食品に、脂肪燃焼効果があるとしてダイエットに関心のある層の間で広く流通するようになりましたが、この主成分である『シネフリン』強い中枢神経興奮作用があり、カフェインとの同時摂取で『心臓発作や脳卒中』の危険性があるとして注意喚起が行われています。以下では、その詳細について見て行きたいと思います。


『シネフリン』は米国で販売中止となった『エフェドリン』に類似している?


2004年に米国でエフェドリンという成分の入った脂肪燃焼用サプリメントの販売が禁止になっていますが、この理由は交感神経亢進作用に加えて、強い中枢神経興奮作用を有し、【めまい・頭痛・食欲減退・不安神経症・胃腸障害・不眠・高血圧】などの副作用の危険性があったためです。

今回問題となっている『シネフリン』も、エフェドリンと化学構造が類似していることから、上記の副作用が発生する可能性があるとされています。


<『シネフリン』の用途とは?>

 

シネフリンは1927 年にドイツで合成が報告されたアルカロイドで、過去には交感神経興奮剤や低血圧症の昇圧剤、また風邪の処方における抗ヒスタミン剤として使用されてきた経緯があります。現在でも、世界数カ国では『Sympatol』などの薬名で使用されており、日本においても漢方薬などに有効成分としてシネフリンが含有されている場合があります。
また、脂肪燃焼作用があることから、米国製のダイエットサプリメント(ゼナドリン(Xenadrine)-EFX、ザントレックス(Zantrex)、タイト(Tight)、リポ6(Lipo6)など)では、カフェインと同時にシネフリンが含有されている例が多く見られ注意が必要です。

 

<危険因子とは?>


シネフリンとカフェイン同時摂取に加え、【心臓病、高血圧、甲状腺疾患、糖尿病、前立腺肥 大、不安症、副腎腫瘍】などがある場合、死亡を含む重度の有害作用を引き起こす可能性があると注意喚起が行われています。


『シネフリン』の脂肪燃焼機序とは?

 

シネフリン摂取で脂肪燃焼が生じる機構としては以下の作用によるものです。

◆アドレナリン受容体作動性があり、活性化させる

 

<アドレナリン受容体の種類と主な作用>

◇α1グリコーゲン分解亢進、平滑筋収縮(血管、胃腸管、尿・生殖管、気管支)
◇α2脂肪分解阻害、レニン放出阻害、血小板凝集阻害、インスリン放出阻害、平滑筋収縮(血管、胃腸管)
◇β1脂肪分解促進、レニン放出増加、心筋収縮速度増加(心拍数増加)、心筋収縮力増大
◇β2糖新生増加(肝臓)、グリコーゲン分解亢進(肝臓・筋肉)、インスリン放出増加、グルカゴン放出増加、平滑筋弛緩(気管支・血管・尿生殖管・胃腸管)
◇β3脂肪分解促進、熱産生亢進(白色・褐色脂肪組織)

  

最後に

サプリメントの摂取に加え、カフェインの摂取に関しても注意が必要です。カフェインはコーヒーや紅茶、ココア、緑茶などの他、以外にもコカコーラ・ペプシコーラなどの清涼飲料にも含まれています。同時摂取では、およそ200mg程度が危険性があるとされ、それぞれの含有量は【カップ1杯(150mL)あたり、コーヒー(ドリップ)で120mg、(インスタント)60mg、紅茶(ドリップ)50mg、(ティーパック)30mg、緑茶(一番煎)40mg、コーラ類は350mL中40mg程度】とされているので、可能な限り同時摂取を行わないことが必要です。

 

(photoby://pixabay.com/ja/%E8%85%B9-%E4%BD%93-%E6%9C%8D-%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%88-%E5%A5%B3%E6%80%A7-%E5%9B%B3-%E9%81%A9%E5%90%88-%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%8D%E3%82%B9-%E5%A5%B3%E3%81%AE%E5%AD%90-2473/)

著者: あせちるこりんさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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