カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 気になる病気・症状 >
  3. 内分泌 >
  4. 褐色細胞腫 >
  5. 褐色細胞腫が疑われる場合どんな検査が行われるの?

気になる病気・症状

褐色細胞腫が疑われる場合どんな検査が行われるの?

        

 

褐色細胞腫という病名を耳にしたことはありますか?おそらく馴染みのない病名だと思います。副腎髄質あるいは脊髄に沿うようにして分布する交感神経節細胞にできる腫瘍を褐色細胞腫といいます。腫瘍から分泌されるカテコールアミンというホルモンによって、様々な症状が引き起こされます。

 

症状としては、高血圧・頭痛・動悸・視力障害などが発作的に生じます。食事や排便などで腹部にある腫瘍が圧迫されるような場面でこれらの発作が生じます。この発作によって引き起こされる血圧の急上昇では、心不全や出血のリスクが極めて高くなります。

 

 

◆どのような検査が行われるのか

慢性的な高血圧の方はまず、この褐色細胞腫が疑われます。この褐色細胞腫が疑われる場合に行われる検査としては、血液検査や尿検査です。これらの検査によって血中および尿中に含まれるホルモンの値を測定します。発作中に血液検査ができれば、より正確な診断に役立つのですが、発作が起きていない場合には血中に含まれるカテコールアミン濃度は正常値を示すことから確定的な診断を行うことが出来ません。

 

このことから、褐色細胞腫の検査では、1日中溜めた・発作直後の尿中のカテコールアミンを始めとする物質を測定します。腫瘍がどこにあるのかを判断するために、腹部をMRIや核医学検査などの有効な手段が用いられます。

 

また、褐色細胞腫の一部の患者さんでは遺伝と関係していることから、遺伝子検査が医療方針などその後どうしていくかを決める上で非常に役立つとされています。

 

 

このように、褐色細胞腫では様々な検査が行われますが、上記に挙げた発作がしばしば起こるという方は、まず内分泌を専門とする医療機関を受診するようにして下さい。

 

 

(イラスト by: [//www.irasutoya.com/2013/02/blog-post_2311.html])

著者: みの痔さん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

褐色細胞腫に関する記事

アドレナリンが出過ぎてしまう、褐色細胞腫!

    褐色細胞腫とは副腎髄質や傍神経節などのクロム親和性細胞から発生する腫...

褐色細胞腫の発症率と生存率ってどのくらい?

                 ◆はじめに~褐色細胞腫とは~ 副腎髄質あ...


こんな症状から褐色細胞腫が疑われる!褐色細胞腫の検査方法はどんなもの?

  副腎の腫瘍である褐色細胞腫はカテコールアミンというホルモンの過剰分泌によっ...

褐色細胞腫の良性腫瘍を摘出する

    褐色細胞腫の良性腫瘍を摘出する   褐色細胞腫という病気をご...

カラダノートひろば

褐色細胞腫の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る