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健康診断・健康管理

肺活量を鍛えたい人必見!肺活量UPの3つの方法 肺活量からわかる病気とは?検査方法や基準値など

 

スポーツ選手や歌手は一般の人より、特に肺活量が多いと言われ、肺活量を増やすトレーニングをしていることも。日常生活でもできる肺活量を鍛える3つの方法を紹介します。

※健常人よりも肺活量が非常に少なく治療中という方は、これらのトレーニングを行ってもよいかどうか医師に確認したうえで行いましょう。

 

1.ペットボトルを吸って潰す?!

肺活量を上げるトレーニングの中で最も簡単なのがペットボトルをつぶす方法です。

歯を当てないように、唇全体で包み込むようにして口に空のペットボトルをくわえます。

そして、呼吸しながらペットボトルに空気を入れたりペットボトルから空気を抜いてつぶしたりして肺活量を鍛えます。

 

ペットボトルがつぶれるときは息を吸っているときですが、意識するのは息を吐くときです。

 

2.姿勢を常に正して肺活量アップ

肺活量を上げる2番目の方法は姿勢を常に正すことです。

日本人に多い猫背の姿勢は胸のあたりが曲がり、体内でも胸郭の圧迫と呼吸筋の弱体化が見られます。

背骨がゆるいS字を描くような姿勢を常に取りながら過ごすことも肺活量アップにつながります。

 

3.限界まで吸う・吐く

楽器などを演奏するために長く息を使いたいときにも効果的な方法が、腹式呼吸で限界まで吸ったり吐いたりすることです。

吸うときにはお腹を膨らませ、吐くときにはお腹をへこませながら限界まで吸う・吐くを繰り返してみてください。

限界かな、と思ったらそこで2秒程度息を止めるのも効果的です。

 

肺活量を鍛えるためのトレーニングにはペットボトルを使ったものや腹式呼吸の練習などがあります。

いずれの方法でも体調に異常が出た場合は無理に続けないでください。

 

呼吸機能検査の基準値を知ろう 肺活量基準値、1秒率…あなたは知っていますか?

呼吸機能検査には肺活量や予備吸気・予備呼気量などについての基準値があります。どれくらいの肺活量があればよいのかなどを見ていきましょう。

 

なお、呼吸機能検査の基準値の単位にはmlか%が用いられることがほとんどです。

 

●肺活量基準値

肺活量の基準値は男性と女性で異なります。

男性 [27.63-(0.112×年齢)]×身長(cm)

女性 [21.78-(0.101×年齢)]×身長(cm)

 

年齢30歳、身長170㎝の男性の場合は4125.9ml、年齢30歳、身長158㎝の女性の場合は2962.5mlが基準値です。

 

このように基準の肺活量を算出し、それの80%を満たしているか否かで呼吸機器の問題があるかがわかります。上の例を使えば、年齢30歳、身長170㎝の男性は3300.7ml未満、年齢30歳、身長158㎝の女性は2370ml未満だと肺活量異常値となります。

 

なお、肺活量の異常を及ぼす原因には肺の弾力性の低下等が挙げられます。

 

●1秒率は70%未満が異常値

1秒率というのは、精一杯吐き出した呼吸の最初の1秒間に吐き出された呼吸の割合のことを指しています。年齢30歳、身長158㎝の女性が2800mlの呼吸を吐きだしたとします。この数値自体は正常範囲内です。

 

ですがそのうち、最初の1秒で1400mlしか吐きだせなかったとしたら1秒率は50%となり、気管支ぜんそくなどの疑いがあります。

 

呼吸機能検査では肺活量・1秒率の他にフローボリューム曲線から病気を予測することも出来ます。気管支炎、気管支ぜんそく、肺気腫、肺線維症などそれぞれの病気においてフローボリューム曲線には違いがあるからです。

 

そして、それにプラスして血液ガス分析や気道過敏性試験を行って、最終的に診断を出します。

 

呼吸機能検査で分かること~フローボリューム曲線とスパイログラムが示す呼吸器の機能を知ろう

呼吸機能検査は小さめのホース状のものを口にくわえて息を吐きだす検査です。そんな呼吸機能検査の結果はフローボリューム曲線というグラフで表されます。

 

フローボリューム曲線から呼吸器の機能を見る簡単な方法を紹介します。

※フローボリューム曲線の縦軸は息を吐くスピード、横軸は息の量です。

 

●正常なフローボリューム曲線とは

正常なフローボリューム曲線は上図のような曲線です。一気に駆け上がるように息を吐くスピードがアップし、あとはなだらかに落ちていきます。

 

●喘息のフローボリューム曲線

喘息のフローボリューム曲線は上図のような曲線です。正常なフローボリューム曲線と比べると以下のような特徴があります。

・山の頂点に当たる部分(ピークフロー)が低い

・なだらかではなく下に凹む

 

●スパイログラムと呼吸機能

スパイロメーターを使った呼吸機能検査ではスパイログラムというグラフでも呼吸機能がわかります。

 

スパイログラムでは息を吸った時にグラフが上がり、息を吐いたときにグラフが下がるのが特徴です。これによって肺活量全体、予備吸気量、一回換気量、予備呼気量、残気量がわかります。

・予備吸気量…頑張って息を吸った時の気体の量と安静時に吸える量の差

・一回換気量…一回の呼吸で換気される気体の量

・予備呼気量…頑張って吐き出した時の気体の量と安静時に吐く量の差

・残気量…空気を履きだした時に残っている気体の量

 

呼吸機能検査ではフローボリューム曲線、スパイログラムを通して呼吸器の問題がわかるようになっています。

 

ただ、いずれのグラフも患者の努力呼吸なしには正しい結果が得られないという特徴も持っているので、呼吸器検査の時には体の調子が悪くならない程度に、ですが最大限頑張って息をしてください。

 

肺活量の検査をしたら一体何がわかるの?病気の重症度がわかる!       

息切れや咳などの自覚症状が見られた場合には、肺活量の検査が行われます。こちらでは、その肺活量の検査で一体に何がわかるのかを簡単にご紹介します。

 

◆肺気量分画って?

まず、肺活量の検査では何を調べるのでしょうか?

それは、肺の容量・体積や、空気を入れ替える換気機能がうまく働いているかどうかなどになります。様々な検査項目がありますが、スパイロメーターという専用の計測器を使用する検査が一般的です。以下の様な項目(排気量分画)について調べられます。

・肺活量…胸いっぱいに吸い込んだ空気をすべて吐き出します。そのときにいかに多くの空気を吐き出せるのかを調べます。

・%肺活量…検査を受ける方の年齢や性別から算出された予想肺活量(基準値)に対して実際の肺活量はいくらなのかを調べ、実測肺活量の比率を明らかにします。

・努力性肺活量…目一杯吸い込んだ空気を一気に吐き出し、その時に吐き出された空気の量を調べます。

・1秒量…上記の努力性肺活量のうち、はじめ1秒間に吐き出された息の量を調べます。

・1秒率…上記の努力性肺活量に対する1秒量の比率を算出します。

・残気量…吸った息を頑張って吐ききった後、それでもまだ肺の中に残っている空気の量を調べます。

 

◆では肺機能検査で何がわかるのか?

先述の通り、息切れする・呼吸が苦しい・咳や痰が出るなどの自覚症状が見られた際、肺の病気が考えられる時に肺活量の検査が行われ、上記の肺気量分画などを調べます。

 

肺の病気の診断に役立つだけでなく、病気の重症度を調べる上でかなり効果的とされているので、治療による効果がきちんと現れているかの確認の際にも行われます。

気管支ぜんそくの診断にも欠かすことの出来ない重要な検査です。

また手術の際に受ける麻酔の施術法を選ぶ時にも利用されることが多いです。

 

以上が、肺活量などの検査によって明らかになることになります。もしも、検査で異常が見られた際には、医師の指示に従ってきちんと治療を受けてくださいね。

 

肺活量を測定する肺機能検査って何をするの?結果の判定は?         

息切れや咳・痰が出るなどの自覚症状が見られ、肺の病気が疑われる場合に、肺活量などを測定する肺機能検査が行われます。

こちらでは、肺機能検査の検査方法や検査結果の判定について簡単にご紹介します。

 

◆肺機能検査ってどんな検査?

まず、肺機能検査ではスパイロメーターと呼ばれる機械が用いられるのが一般的です。

1.まず、肺活量を測定します。ノーズクリップを使って鼻で息ができないようにし、呼吸するための管がついたマウスピースを口にくわえます。

2.その状態で、最初静かな呼吸を何度か繰り返した後に、一度肺の底から大きく息を出しきり(最大呼気)、次に目一杯息を吸い(最大吸気)、さらに再び大きく息を吐き出してしまいます(肺活量)。

3.この一連の流れを2~3回繰り返します。

4.次に、努力性肺活量と1秒量を測定します。

5.まず、先程と同様に静かな呼吸を2~3回ほど繰り返した後に、大きく息を吸い一気に強く息を全て吐き出してしまいます(努力性肺活量)。

その呼吸量は機械で測定されグラフに現れますから、そのグラフから1秒間の呼吸量を測定し(1秒量)、呼気率を算出します(1秒率)。

以上の検査は10分程度で終了し、痛みなどの苦痛は全く伴いません。

 

◆検査結果の判定

%肺活量が80%を満たなかった場合には、肺結核や肺線維症などの肺がうまく空気を入れられなくなってしまう拘束性肺機能障害が考えられます。

また、1秒率が70%未満の場合には、気管支ぜんそく、気管支拡張症など、気管支が通常よりも狭くなってしまう閉塞性肺機能障害が疑われます。

さらに、%肺活量と1秒量の数値が両方低値を示している場合には、肺気腫などの混合性歓喜障害の恐れがあります。

以上が肺機能検査での検査方法と、検査結果によって明らかになる疾患の数々になります。採血などとは違い、肺機能検査では痛みなどを伴いませんから、異常が見られた際にはためらわずに検査を受けるようにしてくださいね。

 

検査で肺活量を測る意味って?肺活量からわかる病気

人間は息を吸ったり吐いたりしながら生きています。そこに欠かせないのは酸素と二酸化炭素を上手に交換することです。

空気中には酸素も二酸化炭素も含まれていますが、吸った息で上手に酸素を取り込み、吐いた息で上手に二酸化炭素を排出しなければなりません。

そんな酸素と二酸化炭素の取り込み・排出の際に活躍しているのが肺です。

 

●肺活量は酸素・二酸化炭素の処理能力を示す

肺活量が多い人と言えば運動などを行っている人、逆に肺活量が少ない人といえば気管支ぜんそくなどの人というイメージがあるかもしれません。

肺活量の検査は肺が酸素を取り込み二酸化炭素を排出する能力を測るための検査です。

特に重要なのは酸素の取り込み、二酸化炭素の排出に関わる肺胞の能力がわかることで、一般成人であれば両方の肺を合わせて6億個もある肺胞がきちんと働いているかを知ることが出来ます。

 

●肺活量が低い場合は肺や気管支の異常

同じ健康診断であっても血液検査や尿検査では、いくつかの臓器の病気で異常が出るケースがあります。

一方で肺活量については、疑われる病気のほとんどが肺やその周辺にある気管支の病気で、限定的な病気を知る指標としても活躍しているのです。

肺活量が落ちている場合は肺線維症や肺気腫、気管支喘息の可能性があります。

 

●肺活量を上げるトレーニングもある

健常人であっても、歌手やスポーツ選手など肺活量が多い方がよい職業を目指す方の場合には、横隔膜を鍛えるなど肺活量を上げるトレーニングをする方も多いです。

腹圧を上げる、腹式呼吸をするなどさまざまな方法で肺活量は鍛えられます。

 

肺活量とは肺が酸素を取り込み二酸化炭素を出す能力をどれだけ持っているかということです。

肺活量があまりに低いと気管支や肺の異常が疑われます。

 

呼吸機能検査(スパイロメトリー)ってどんなふうに行われるの?注意点は?

呼吸機能検査(スパイロメトリー)はスパイロメーターという機械を使って行う検査で、肺や気管支など呼吸器の病気を発見できる検査でもあります。

呼吸機能検査(スパイロメトリー)の流れと注意点についてみていきます。

 

●呼吸機能検査(スパイロメトリー)には患者の協力が必須

呼吸機能検査(スパイロメトリー)を受けるために検査室に入ると、ホースがついた機械があるのがわかると思います。これがスパイロメーターです。

そして検査ではホースの入り口に口を当てて、指示通りに息を吐きださなければなりません。

かかる時間は10分程度で、その間に技師・医師の指示で息を吐きだして呼吸機能のデータが取れれば終了です。

息を吐きだすという動作が必須ですので、患者の協力も必要なのです。

 

●出来るだけ頑張って正確な結果を出そう

呼吸機能検査(スパイロメトリー)では肺活量と1秒率を主に測っています。

肺活量では深呼吸をしたときにどれくらいの空気が肺から出ているかをチェック、1秒率では吐き始めの1秒で、全体に吐く息の何%を吐きだしているかをチェックします。

どちらにしても普通の呼吸ではなく大きく吸って大きく吐く呼吸になるので、患者は精一杯呼吸することを頑張らなくてはなりません。

 

●服装などの注意点

呼吸機能検査(スパイロメトリー)を受けるときには頑張って息を吸ったり吐いたりするので、あまりにも締め付けの強すぎる服はお勧めしません。

ふだん着ている程度のちょっとした締め付けなら問題ありませんが、胸やお腹が苦しくなるくらいの服は避けてください。

食事などについての制限はないので、普段通りの時間に食事をしてOKです。

 

呼吸機能検査(スパイロメトリー)の検査は肺気量分画測定、フローボリュームカーブなどいくつかの検査ごとに診療報酬点数が設定されています。

肺気量分画測定とフローボリュームカーブだと3割負担で570円です。

(Photo by: http://www.ashinari.com/2012/03/04-358605.php )

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-10掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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