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健康診断・健康管理

X線検査による健康診断~胃部X線検査の注意点や胸部X線検査について~

健康診断の胃部X線検査では胃がんや胃潰瘍など胃の内部で起きている問題を素早く見つけるために行われます。

特にガンについては早期発見が非常に重要ですので、会社で行う健康診断などでも胃部X線検査は取り入れられています。

そんな胃部X線の検査には直接撮影と間接撮影の2種類があるのですが何が違うかを見てみます。

 

●どちらの撮影もバリウムを飲んで行う

胃部X線撮影と言えばおなじみの造影剤である白い液体、バリウムは直接撮影でも間接撮影でも飲まなければいけません。

直接撮影も間接撮影もX線での検査という点が同じですので、X線の造影剤となるバリウムは両方の検査で必要とされます。

 

●X線テレビを見るか、フィルムを見るか

胃部X線検査の直接撮影ではX線テレビという機械、映像で見られる機械を使うことが大きな特徴です。

一方で間接撮影では胃の中の写真を撮って写真で確認します。

大まかに言えば胃部X線検査においては直接撮影が映像、間接撮影が画像での診断という違いがあるのです。

ただし、直接撮影でも画像は用いられるので、間接撮影よりも直接撮影の方が精度にすぐれているという特徴があります。

 

●精度の低い間接撮影が行われる理由とは?

間接撮影は直接撮影に比べると診断の能力的には劣る部分があるのは否めません。

ですが、間接撮影が行われている理由は、医師側からすると大量の人数の検査を素早く行えるメリットがあるからです。

間接撮影で少しでも疑いがあれば精密検査を行うので、最初のふるい分けとして間接撮影を行うと考えてください。

 

胃部X線検査には映像で見る直接撮影と写真で見る間接撮影の2種類があります。

間接撮影は精度が低いタイプの検査ですが、最初のスクリーニング的要素は十分あり、大規模な企業などでの健康診断では間接撮影を選択する傾向がみられます。

 

検査が苦手…という方へ 胃部X線(バリウム)を受けるときのコツと注意点

バリウムを飲まなければならない胃部X線検査は苦手という方も多いかもしれません。バリウムを飲んで検査を終えて帰ってきた時にちょっと具合が悪いなど、バリウムとのうまい付き合い方がわからない方もいます。

 

そこで胃部X線検査でバリウムを飲むときのコツと注意点を紹介します。

 

●顎を引いてしっかり飲む

胃部X線検査には必須のバリウムを飲むとゲップが出そうになるのは誰でも同じですが、検査のためにはゲップは出すわけにはいきません。そこで重要なのはゲップを出さないように飲むことで、これによってバリウムを使った胃部X線検査もうまくいきます。

 

ゲップを出さないように飲むにはまず顎を引くこと、次にちょこちょこ飲むよりも一気に飲む方がよいです。バリウムの量は多いように感じますが、実際のところは200mlもありません。

 

●終了後は水分摂取を。アルコールは厳禁!

バリウムが胃の中に溜まったまま固まると体によくないので、終了後には緩下剤を飲みます。これは病院で服用を指示されます。

 

それにプラスして行っておきたいのは水分の摂取です。普段よりも多めに水を飲んでバリウムを早く出してしまいましょう。バリウム便が2日以上出ないのは問題ですので、内科を受診してください。

 

なお、アルコールはバリウムを固まらせるので、バリウム便が出るまでは厳禁です。

 

バリウムを使う胃部X線検査では、バリウムに苦手意識を持たないで一気に飲み込むと上手くいきやすいです。中には何度もバリウムを使った検査でうまくいかなくて、精神的にも身体的にも緊張してしまっている場合もあります。

 

落ち着いて一度深呼吸をして、余り気負わずにバリウムを飲んでみましょう。終わった後の便秘もよくみられるトラブルのひとつですが、緩下剤を飲むだけではなく、水分をいつもよりも多めに摂取すると便が出やすくなります。

 

胃部X線検査での注意点!検査前日・当日は何に気をつければのいいの?     

胃部X線検査と言っても馴染みがないかもしれませんが、これは俗に言うところのバリウム検査です。バリウム検査なら耳にしたことがあるのではないでしょうか?

この胃部X線検査の目的は、胃がんを早期発見し早期治療を行うことになります。

また、胃がんだけでなく胃潰瘍・十二指腸潰瘍などの様々な胃の疾患をこの検査により発見することが可能となります。

こうした胃部X線検査では、様々な注意点がありますのでこちらで簡単にご紹介します。

 

◆受診の際の注意事項 検査前日・当日

・検査前日までの注意点

胃部X線検査を行う検査日の約2日前からは、アルコール類を摂取してはいけません。また、検査前日の夕食の内容としては消化の悪いものを避け、消化の良いものを食べて下さい。

その食事は午後10時までに済ませておくようにし、たとえお腹が空いたとしても、それ以降の飲食は禁止です。

 

というのも、検査当日のX線撮影の際に、胃に食物が残っていることがわかると、検査を中止することになるからです。そうなってしまうと、再び別の日に検査を行わなければならなくなり、二度手間ですよね。

このようなことを避けるためにも、食事内容・摂取時間には気をつけて下さい。

 

・検査当日の注意点

検査当日は絶食ですから注意して下さい。タバコやガムなども厳禁となります。

「タバコやガムって胃に含まないのにどうして?」と思われるかもしれませんが、これらは胃の壁を刺激します。その結果胃液がたくさん分泌されてしまい、胃の壁にバリウムが付着しにくくなります。

そうなると、再検査として精密検査が必要となる結果を招く場合もあります。ですから、検査が終わってしまうまでは、飲食だけでなく喫煙も我慢して下さい。

 

また、着用している衣服の胸・お腹周りにボタンやファスナーなどの金属部品付いている場合には、X線撮影に支障が出ますので、あらかじめ検査着(ガウン)に着替えて準備をしておかなければなりません。

 

以上のように、胃部X線検査の場合には、検査中よりも検査を受ける前に注意しなくてはいけないことがたくさんあります。

正確な検査結果を得るためにも、数多くの注意事項はきちんと守るようにして下さい。

 

万が一、注意事項を守れなかった場合には検査ができなくなってしまいますのでご注意くださいね。

 

胃部X線検査はどんな手順で行われるの?胃部X線検査の手順で注意すること   

胃がんを早期発見し、早期治療を行えるように胃部X線検査、俗に言うバリウム検査が行われます。

また、胃がんだけでなく胃潰瘍や十二指腸胃潰瘍など様々な胃の疾患の発見に役立ちます。

撮影方法としては、多くX線を吸収するバリウム(造影剤)と、逆にX線吸収の少ない炭酸ガス(発泡剤)をうまく利用することにより、ほんの小さな病気の手がかりも見つけ出すことが可能となります。

 

こちらでは、胃部X線検査の手順について簡単にご紹介します。

 

◆胃部X線検査の手順

(1)問診を行った後、発泡剤を口の奥まで入れ、水を少量ずつ含みそれと共に流し込んでしまいます。しばらくすると次第にお腹が張ってきてゲップが出そうになりますが、唾を飲み込むようにして検査が終わるまでは絶対にゲップをしないようにして下さい。

 

(2)バリウムを一口だけ口に含み、指示に従って空気と一緒に飲み込みます。ただしこれは、食道二重造影を撮影する場合になります。

 

(3)その後は、こぼさないように気をつけながらバリウムをすべて飲みます。万が一こぼして服に付いてしまった場合には、撮影に支障が出ることから着替えなくてはなりませんので気をつけて下さい。

 

(4)撮影が行われます。様々な角度からの撮影が行われますが、この際には写真がぶれてしまうのを防ぐために、しっかりと息を止めてお腹を動かさないようにして下さい。

 

このようにして行われる胃部X線検査ですが、人間ドックの場合には約7分、住民検診の場合には約3分ほどの撮影時間がかかります。

 

胃部X線検査でバリウム(造影剤)・炭酸(発泡剤)を用いるのは、胃は透明なしぼんだ風船のようなものだからです。

なので、バリウムによって胃の内壁に色を付け、発泡剤によって膨らますのです。

 

膨らんでいない胃袋だと、胃の中をきちんと観察することが不可能です。なので、正確な検査結果を得るためにも、指示に従って検査の手順を行ってくださいね。

 

胸部X線検査をすると何がわかるの?         

咳や痰が出る、胸部に痛みが生じている、息苦しい、息切れが伴うなどの症状が見られる場合には、胸部X線検査が必ず行われます。

 

X線は人体を通り抜けてしまうものの、骨など通り抜けにくい箇所もあるため、通り抜けたX線を画面に写しだしてみると濃淡が生じます。その濃淡によって体内の構造を知ることが出来ます。

 

◆胸部X線検査では何がわかるの?

胸部X線検査では、X線検査の中では一番簡単に行われる検査方法なのですが、肺や心臓そして肺の間にある縦隔などの様々な器官の疾患について、多くの情報を得ることが可能ですから、診療や健康診断など幅広く行われています。

 

なので、胸部X線検査は肺の病気を診断する際にとても有効です。肺がんや肺結核、そして肺炎では異常が生じている部分が白い影としてレントゲン写真に映しだされます。気胸や肺気腫などは病気が生じている箇所の空気が多くなるので、肺がんなどとは裏腹に黒く映しだされます。この場合には、気管支拡張症や胸水なども指摘されます。

 

一方で、肺と一緒に心臓や大血管も映しだされますので、心臓弁膜症や拡張型心筋症、そして心筋梗塞などの心臓が拡大する病気が発見されることもあります。また、心不全の病状が進行してしまうと、肺水腫になったり、胸水が溜まったりすることもわかるようになります。

 

このように、胸部X線検査は簡単に行える検査方法であるものの、肺や心臓などの生命維持には欠かすことの出来ない器官の疾患を診断する上でとても役に立ちます。

 

採血などの痛みなどは全く伴いませんから、「検査だから痛いのでは?」なんて心配は無用です。安心して検査を受けてくださいね。

 

胸部X線検査ではどんな病気がわかるの?見つかる病気-肺がん-

健康診断で行われるX線撮影と言えば胃部X線撮影と胸部X線撮影が一般的です。

どちらもX線を使って白黒の写真を撮ったり、映像で確認しながら対象となる場所の病変をいち早く見つけることが目的です。

 

●胸部X線撮影は心臓と肺の病気を見つける

胃部X線撮影が胃がんや胃潰瘍を早期発見できるように、胸部X線撮影の場合は胸の近くにある臓器の異常を見つけられます。

例えば代表的なのは心臓や肺の病気で、具体的には心肥大、肺がん、肺炎、肺気腫、気胸、胸水などがあります。

 

●胸部X線撮影で見つかる病気-肺がん-

肺がんは日本人の死亡原因の中でもかなり上位になるとも言われる疾患で、特に喫煙との関係性が深いがんでもあります。

保健体育の教科書などで喫煙で真っ黒になった肺の写真を見たことがある方も多いでしょう。

喫煙によって肺がんのリスクは男女平均で4倍以上高まると言われています。

ただ、ほかのがんと同じように肺がんも症状がない場合が多いので健康診断のときのX線検査で肺がんが見つかることもあります。

 

●X線検査で異常があれば肺機能検査などを受ける

胸部X線検査は異常を感知することは出来ますが、ほかの検査の結果と組み合わせないと確定診断にまではたどり着きません。

よく似た画像診断であるCT検査、肺や気管支の機能の検査など複数の検査をして最終的な診断を下しています。

 

胸部X線検査は正面や横から特殊な方法で写真を撮って心臓や肺など胸のあたりにある臓器の異常を発見することができる検査です。

一般的な健康診断においては胃部X線検査と胸部X線検査は行われることが非常に多く、馴染み深い検査でもあります。

胸部X線検査では肺結核や気胸などが発見できます。

 

胸部X線検査ってどんな検査なの?またその結果の判定は?           

胸部X線検査とは、咳や痰が出る・胸が痛い・息苦しいなどの症状が生じている場合に必ず行われる検査です。胸部X線検査といっても、今ひとつピンとこないかもしれませんが、健康診断や一般診療などで行われるレントゲン検査が、この胸部X線検査になります。イメージしていただけましたか?

 

こちらでは、胸部X線検査の検査方法と、その検査結果の判定について簡単にご紹介します。

 

◆胸部X線検査ってどんな検査なの?

胸部X線検査では、現れている症状に応じて様々な体勢で撮影を行います。その体勢は立ったままの正面像と側面像、側臥位(検査台に横向きに寝る)の3つに分類されます。しかし、どの体勢にも共通して言えるのが、撮影中はしっかりと息を止めなければならないということです。呼吸による動きにより写真がぶれてしまうと、正確な診断をすることが不可能となってしまうからです。正面撮影では、胸側にフィルムを置き、背中側からX線を照射します。大きく息を吸って、しっかりとその息を止めたところを撮影します。

 

次に横を向いて、同じように撮影します。側面像では、肺が心臓や横隔膜、肋骨などと重なることから、正面像では判定が難しい細かな変化を見つけることが可能となります。また、側臥位撮影は胸水が疑われる場合に行われ、胸水の溜まり具合をしっかりと確認することが出来ます。

 

◆検査結果の判定

健康な方の場合、肺は黒く、また中心部の心臓などは白っぽくX線写真に映しだされます。しかし、何らかの異常が生じている場合には上記のようには映しだされません。

・肺に腫瘍や炎症が生じている場合…白い影が映しだされる

・肺がんの場合…歪んだ円形の白い影が映しだされる

・肺炎、肺結核の場合…境界がぼやけている白い影

・気胸…肺が縮んでいる様子が映しだされる

というように、それぞれによって異なる特徴が映しだされます。

 

検査結果で異常が見られた場合には、CTや肺機能検査などの専門的な検査を受ける必要があります。特に、肺がんの恐れがあるならば、胸部CT検査、喀痰検査、気管支内視鏡検査、そして腫瘍マーカーなどの精密検査を受けることになります。

(Photo by:  http://www.ashinari.com/2011/07/19-348508.php?category=393 )

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-11掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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