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性感染が原因!?20代~30代に急増している子宮頸がん

20代~30代に急増している性感染由来のがん、子宮頸がんは、子宮の入り口(頸部)にできるがんのことで、セックスによるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因です。

 

HPVには遺伝子タイプが100種類以上あり、リスクの高いウイルスはそのうちの数種類です。

 

ウイルスに感染した細胞はすぐにがん細胞にはならず、まずはがんの一歩手前の状態(異形成)になり、それががん細胞へと進行していきます。

 

正常な組織から異形成に変化するまでには、半年から数年、異形成からがん細胞に変わるまでにも数ヶ月から半年かかるため、感染から発がんまでは平均10年かかるといわれています。

 

■子宮頸がんの症状は?

異形成の段階ではほとんど自覚症状はありません。早期がんでは性交時の出血やおりものの増加、不正出血などがみられます。
がんが進行して転移した場合には、異常出血のほか腰痛や背中の痛みなどがでてきます。

 

・早期発見には?

年一回程度の細胞診断+HPV検査による子宮頸がん検診。さらに、クラミジア感染などSTD(性感染症)のチェックと治療を行いましょう。

 

・治療は?

がんの切除が原則です。0期の場合は子宮温存の部分切除(円錐切除術)や形態を損なわず再発制御率も高いレーザー、高周波治療、さらに効果の高い光線力学療法の対象になります。
ただし、進行がんは子宮を全摘することもあります。

 

・先進的な治療は?

一部の施設では、進行がんであっても条件を見極めた上で子宮の部分切除である広汎子宮頸部切除を腹腔鏡使用で行っています(保険適用外で全額自己負担)。
全摘に関してはロボットアームによる軽度負担手術もあります。

 

■まとめ

子宮頸がんと年齢には一切関係がなく、セックスを介して感染するためセックス経験の多い人、セックスパートナーの多い人はやはり感染率は高くなります。

 

さらに、クラミジア感染症の人も子宮頸がんになりやすいとされています。
現在、日本でもセックス経験のない10代の女性を対象にした子宮頸がん予防ワクチンの接種が一般的になってきています。

 

ただし、このワクチンはHPVのなかでもリスクの高いウイルスにすでに感染している女性には効きません。

 

万一、セックスでHPVに感染したとしても、頸がんの場合は進行がゆっくりなので、半年ごとに専門医の検査を受けていれば手遅れになることはないと言われています。

 

(photo by 写真AC)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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