育児
気になる子供の予防接種!日本脳炎ワクチンと日本脳炎の症状とは?
ウイルス感染を防ぐための有効な手段である「ワクチン接種」。
日本でもいろいろなワクチンが定期接種として義務づけられています。
しかし、先進諸国に比べると日本のワクチン接種率は低いのです。
日本は無料のワクチンが少ない…
日本では定期摂取として無料化されているワクチンの種類が少なく、任意接種では費用も自己負担のため、接種する人も少ないようです。
副作用も懸念されるワクチン接種ですが、命を守るための有効な手段であることも確かです。
ワクチンに対する正しい知識を得て、ワクチン接種の是非について考えてみてください。
日本脳炎ワクチン、受けていますか?
日本脳炎をひきおこすウイルスは、蚊を媒体として感染します。
ほとんどの人の場合、感染しても発症することはありません。
発症しても軽度の症状であることが多いのですが、まれに重篤な症状をひきおこすこともあります。
今のところは有効な治療法はなく、脳炎を起こし、てんかん、発達障害、麻痺などの後遺症が残ってしまいます。
日本のワクチン事情…副作用はないの?
かつて日本ではマウスの成分から作られたワクチンの定期接種をしていましたが、副作用を起こす可能性が指摘され2005年からは希望者のみの接種となりました。
その後、アフリカミドリザルの成分から作られた新型ワクチンが使われることになり、2010年から接種の積極的勧奨が再開されました。
ただし、新型ワクチンの使用においても副作用の報告が上げられています。
2005~2010年の間に生まれた子供のほとんどは日本脳炎ワクチンを接種していません。
対象となる子供には、今後、市町村から接種の案内が来る予定です。
案内がない場合でも、接種回数の足りない子供は追加で接種をすることができます。
万一の発症を防ぐために、接種はしておいたほうが安心です。
(Photo by http://www.ashinari.com/2011/01/07-344592.php)
著者: カラダノート編集部