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生活習慣病

糖尿病で足を失う?決して珍しくない糖尿病の合併症

 

糖尿病によって足を失うという話を聞いたことがあるでしょうか。衝撃的な話であるがゆえに、比較的有名なことかと思います。「現代の医療があって病気によって足を失うなんて」と思う方もいるかもしれませんが、この糖尿病で足を失うという話は、大げさな話ではありません。

 

糖尿病から生じる神経障害、血管障害で足を失う

糖尿病は血液に障害が生じるため、様々な場所に合併症が生じることは知られていると思います。その中のひとつが神経障害や血管障害です。これが最終的に足の壊疽につながることがあるのです。

 

神経障害:

神経というのは脳が発信する命令を伝えたり、脳へ知覚などの情報を送る役割があるものです。体中に巡っているこの神経ですが、糖尿病で障害されるのはより細かい末梢神経です。高血糖の状態が続くと、余分なブドウ糖によって細胞の活動メカニズムが狂ってしまい、神経細胞の中にブドウ糖から生成されたソルビトールという物質が蓄積し、神経を障害するのです。すると傷ややけどが生じても知覚できず、発見が遅れてしまいます

 

血管障害:

糖尿病は血中に糖という余分なものが多い状態ですから、当然通常よりも血流が滞りがちです。そのため特に細い血管で血流が悪くなり、血流が所々で途絶えてしまいます。するとそこから先の細胞は生きていくことができず、壊疽してしまう場合があります。

 

なぜ「足」なのか?

糖尿病性神経障害は最初に足の末端神経から始まり、徐々に上がってくることがよくあります。さらに血管障害は心臓から一番遠く、血流の悪くなりやすい足先で生じやすいのです。けがをしても気づきにくい上に、血流が悪いから治りにくく、感染も起こしやすい上、血管障害によって壊死が起こっていても神経障害によって知覚が遅れるということで「足」の壊疽になるのです。

 

神経障害と血管障害の相互的な関係から、足を失うという事態が起こりやすいです。足は意外と普段の生活の中で気にできない部分ですから、他人事と油断せずに気にかけるようにしましょう。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2011/06/06-347916.php])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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