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高血圧の人の10人に1人は要注意?原発性アルドステロン症とは

原発性アルドステロン症は難病の一つですが、具体的にはどのような特徴があるのか、基本的な点を押さえていきましょう。

 

原発性アルドステロン症とは?

この病気は、副腎という、腎臓の上にある内分泌臓器の腫瘍や、左右両方の副腎全体が肥大してしまう過形成によってアルドステロンという物質が大量に作られてしまう病気をいいます。

 

アルドステロンとは?

アルドステロンは血液中の電解質バランスを整え、脱水を防ぐというホルモンの一種です。しかし、アルドステロンが過剰な量になってくると尿を作っている腎臓で塩分を尿から排出しずらくなってしまいます。

その結果、塩分が体内に貯まって血中の塩分・水分が増加し、その血液を循環させるため血圧が高くなるのです。

 

原発性アルドステロン症のリスク

以上のように、アルドステロンは高血圧になるだけではなく、それ自体が心筋梗塞・心肥大・不整脈・腎不全・脳出血・脳梗塞を引き起こすリスクを増大させるホルモンです。

しかも、原発性アルドステロンによる高血圧は3種類以上の降圧剤を投与しても血圧が下がりにくいという、治療抵抗性をもっているため、別の薬剤を用います。

 

原発性アルドステロン症患者の数・特徴について

この病気はもともと極めてまれな病気であるとされてきました。しかしながら、近年のホルモン検査技術の発達により、最近では高血圧患者の約10人に1人がこの病気に罹っていることが明らかになってきました。

さらにこの病気の患者の中でも、特に治療抵抗性の高血圧症にかかっている人は25%程度いるとされています。

 

患者の性別・年齢別分布に関してですが、性別とこの病気の発症率には統計上有為な相関関係はなく、男女かたよりなく発症します。また年齢に関しても若い人から高齢者まで幅広くかかります。

特に中高年・高齢者は生活習慣病としての高血圧症と勘違いする場合もあるので、積極的にホルモン検査を受けたほうが良さそうです。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/12/07-373882.php)

著者: delencyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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