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健康診断・健康管理

健康診断で測定するケトン体の役割とは?

尿検査の検査項目の中にケトン体の文字を見つけたことがありませんか?

ケトン体はどのようなもので、ケトン体から何がわかるのでしょうか。

 

ケトン体は様々な物質の総称

ケトン体はβ-ヒドロキシ酪酸、アセト酢酸、アセトンの総称で、これらは肝臓内で作られた脂肪酸から合成された成分です。ケトン体は生命の維持には不可欠な心臓をはじめとする様々な臓器のエネルギー源として体内で用いられています。

心臓の筋肉のように、無意識においても活動している筋肉(不随意筋といいます)や意識的に動かす筋肉(随意筋)のエネルギー源としての役割も果たしています。

通常、ブドウ糖がまず最初にエネルギー源として消費され、何らかの理由で作られなくなったり、足りなくなったりしたらケトン体が代用エネルギー源として用いられる重要な物質です。

 

ケトン体を検査することでわかること

尿検査を行い、ケトン体の量を調べることで、糖尿病や甲状腺機能亢進症といった血糖コントロールの機能不全に関する病気の可能性を確認することができます。ケトン体は脂肪酸によって合成され、その後血液中に放出されます。

不要なケトン体は尿を通じて体外に排泄されるので、尿中のケトン体濃度を測定することで、カラダのもつ血糖コントロールが正常に動いているかを確認する指標として用いているのです。

 

特に糖尿病の検査に有効!

糖尿病患者の場合には、インスリンの生成が体内でできなくなるので、体はブドウ糖をエネルギー源として利用することができません。そのため、代わりにケトン体が大量に作られるのです。

 

ケトン体が増加した場合は追加的な検査を行い、具体的な病気の疑いの有無を検査していきますが、以上の基本的事項を理解して、もう一度健康診断の結果を見直してみてはいかがでしょうか。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2011/08/29-349541.php)

著者: delencyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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