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健康診断・健康管理

命の危険も!?ケトーシスとケトアシドーシスって何?

ケトーシスとケトアシドーシスという言葉を聞いたことがないでしょうか。

糖尿病の文脈で出てくる言葉ですが、これらは一体どのような意味なのでしょうか。

 

ケトーシスとは?

ケトーシスとは血液中に含まれるケトン体の値が正常範囲を超えて存在する状態を指します。

ケトーシスが発生する原因としては、絶食状態で糖質の摂取が過剰に少ない場合があり、以下のような理由が考えられます。

 

・過度なダイエットによる絶食・断食

・宗教上の理由による断食・絶食

・妊婦のつわりで食事がなかなか取れない状態

・事故・災害時などで食糧が尽きている場合

 

以上のように飲食物から糖質を摂取できない場合には、栄養分が入ってこないことをカラダが感知して、自分の体に蓄えられた栄養分をエネルギーとして消費しはじめます。このとき最初に使用されるのがグリコーゲン(ブドウ糖)で、この物質は1日程度でなくなってしまいます。

その次に、筋肉に蓄えられたタンパク質を分解して、糖質の原料とします。

このとき、脂肪酸がエネルギー化する役割を果たして、その結果生まれるのがケトン体なのです。

 

ケトン体の上昇そのものに関してカラダへの影響はありません。ケトン体は酸性の物質ですが、ケトン体量が増えても血中の炭酸イオンの働きにより、血液のpHが大きく動くのを抑制しているからです。

 

ケトアシドーシスとは

他方、ケトアシドーシスも血中のケトン体の量が上昇した状態ですが、上記の炭酸イオンの働きを超えて増えてしまったため、血液が酸性になった状態をいいます。これは普通の断食などでは起こりえないぐらい極端な状況です。

ケトアシドーシスの場合は、通常ケトーシスに糖尿病などの病気が合併したとき・脱水症状になったときに発生します。

ケトアシドーシスの場合、嘔吐や腹痛の症状を引き起こし進行すると意識障害や最悪の場合は死亡する場合もある危険な病気です。

 

 

どちらもケトン体が多くなっている状況ですが、一つ間違えば命に関わる病気となりますので、注意が必要です。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2011/08/29-349519.php)

著者: delencyさん

本記事は、2016-08-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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