カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 健康診断・健康管理 >
  3. 検査項目 >
  4. 血液 >
  5. 赤血球 >
  6. 赤血球は一つの物質ではない?赤血球検査からわかる様々な成分を知ろう

健康診断・健康管理

赤血球は一つの物質ではない?赤血球検査からわかる様々な成分を知ろう

健康診断などで血液の精密検査を行うと、一口に赤血球といっても、赤血球に関連する検査項目は多岐にわたります。

そのため、これらをしっかり理解することが重要であるといえます。

 

赤血球数

赤血球は、骨髄中の幹細胞で作られる血中の成分で、赤血球細胞内にあるヘモグロビンが酸素と結合することで、酸素をカラダ中に運搬してくれます。

そのため、赤血球数が低下すると必要な酸素を送り届けることができなくなり、他方、数が必要以上に増加すると、血流が悪くなり、血管が詰まりやすくなってしまいます。

基準値としては、男女で異なり男性は400-500万/μl 、女性では350-500万/μlとなっています。

 

・ヘマトクリット値

この値は、血液の中にしめる血球の容積の割合を示している数値です。

通常は、赤血球数が減少すると、ヘモグロビン量と共にヘマトクリット値も減少し、これらの値から貧血の種類を診断することができます。

基準値は、男女に差はなく、40-50%とされています。

 

・平均赤血球ヘモグロビン濃度(MCHC)

この値は、赤血球1個あたりのヘモグロビンの濃度を示しています。

基準値は31-36%とされ、基準値よりも低い場合は低色素性、高い場合は高色素性と診断されます。

 

・赤血球恒数

上記のMCHCのほか、平均赤血球容積・平均赤血球ヘモグロビン量の3つを合わせて赤血球恒数といって、貧血を分類する上で重要な指標になります。

これらの値が全て低い場合には、鉄欠乏製貧血・妊婦貧血などの疑いがあり、全ての値が高い場合には、葉酸欠乏による貧血、老人性貧血の一部などが疑われます。

 

以上のように、赤血球一つとっても、様々な観点から検査することができ、そこから様々なことがわかるのです。そのため不明な点がある場合は、医療機関に問い合わせましょう。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2011/08/29-349545.php)

著者: delencyさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

赤血球に関する記事

妊娠中の赤血球数の変化と対策!妊娠中期には40%が貧血になる!?

  妊娠中は自分だけではなく赤ちゃんが中にいることで様々な体の変化が起きてきま...

赤血球数が低いときの鉄分摂取は何で摂るのがベスト?

  赤血球数が低く、尚且つヘモグロビン値も低い、そして立ちくらみなどがする場合...


貧血の原因は鉄分不足ではないかも!?赤血球が壊れる溶血性貧血

  顔色が青白かったり疲れやすかったりすると、「もしかしたら貧血かも」と心...

赤血球は多くても少なくてもいけない?赤血球数の見方とは

血液の中の半分弱は血球と呼ばれるもので、その大部分は赤血球で占められています。...

カラダノートひろば

赤血球の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る