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健康診断・健康管理

男女でも異なる?血清鉄量からわかる病気…こんな病気が!?

健康診断などで血液検査を行った場合、数ある血液中の成分の中で、血清鉄という項目を見かけたことはないでしょうか。

では、血清鉄はどのようなもので、血清鉄からどのような病気がわかるのでしょうか。

 

血清鉄とは

血清鉄は、血清中に含まれる鉄分のことです。鉄分の摂取不足が続いたり、出血量が増える(女性の生理を含む)場合に、鉄分が不足し、血清鉄量も減少していきます。

 

血清鉄量の変化の特徴

血清鉄量は様々な場合において増減するので、測定する場合にはこれらを考慮する必要があります。

 

・朝、起床時は高く、夕方から夜にかけて低くなる傾向にあります

・妊娠中は低めの値を示します

・ピル(経口避妊薬)を服用すると増加します

・高齢者は血清鉄量が低くなる傾向にあります

・運動をしても血清鉄量に影響はありません

・食事についても、短期間で影響が出るわけではありません

・お酒をたくさん飲む人は血清鉄量が多い傾向にあります

 

血清鉄量検査からわかるさまざまな病気

血清鉄量を測定すると、その値が標準値から比べて少ない場合何らかの病気が疑われます。標準値は、男性の場合13.1-36.2μg/dL、女性の場合は13.0-36.9 μg/dLとなっています。

 

血清鉄量が少ない場合 

血清鉄量が標準値よりも少ない場合、鉄欠乏性貧血、慢性関節リウマチ、慢性腎不全、慢性炎症、悪性腫瘍などが疑われます。

鉄欠乏性貧血は女性の場合生理による出血などによって引き起こされることが多く、男性の場合は痔による出血、消化管出血による場合が多いとされています。

 

血清鉄量については、標準値からやや少ないぐらいの場合は、経過観察をしつつ、必要に応じて治療がなされますが、明らかに鉄欠乏だと診断された場合には、貧血の症状の有無を確認し、鉄剤の服用が求められます。

 

貧血気味の人は、上記の血清鉄量の変化の特徴を理解して、必要に応じて医療機関で治療を受けましょう。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2011/08/29-349541.php)

著者: delencyさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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