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生活習慣病

筋肉が糖を調整する?!運動不足が糖尿病の原因になる理由

 

糖尿病の原因において食生活における糖類の摂りすぎがよくあげられますが、原因の1つとして運動不足があります。今回は運動不足が糖尿病の原因になる理由を書いていきます。

 

 

筋肉が血液中の糖を調節するカギ

 

血液中の糖を調節するメカニズムとしてよく知られているものは、インスリン分泌により糖の取り込みを促進させる方法です。生物の教科書では肝臓への取り込みが強調されていますが、実は骨格筋への糖の取り込みが約85%を占めます。運動不足により筋肉が減少すれば、インスリン分泌による糖の取り込み速度が落ち、長い時間血液中に糖があふれている状態が続きます。

 

 

安静時にも筋肉は糖を消費する

 

一般的な成人において安静時に消費する割合は、脳が約18%、筋肉が約20%、心臓約11%、腎臓約7%、肝臓約20%、皮膚約5%、その他で約19%です。筋肉は安静時でも肝臓と並んで最も糖を消費しています。運動不足で筋肉量が縮小するところの割合も少なくなります。

 

 

運動不足が続くと筋肉で糖の取り込みができなくなる

 

運動不足が慢性化すると、筋肉がインスリンに反応しにくくなり、糖の取り込みが少なくなります。これをインスリン抵抗性と言います。運動不足が続くと筋肉量が減少して糖の取り込み量が少なくなるだけでなく、インスリン分泌によるメカニズムも無くなってしまいます。

 

 

運動不足による筋肉量の減少は血液中に過剰な糖を残している状態が続くことがわかると思います。効果的な運動時間として、食後30分~2時間があげられます。この時間に運動をすると急激な血糖値上昇が抑えられます。注意して欲しい点として、運動をして良い糖尿病の方と、運動をしてはいけない糖尿病の方がいるので、糖尿病の方が運動をする際には医師に確認をとってください。運動不足を解消して糖尿病予防、治療を促進しましょう。

 

 

(Photo by //www.ashinari.com/2012/08/19-367298.php)

著者: いおさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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