カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 生活習慣病 >
  3. 慢性腎臓病(CKD) >
  4. 食事療法 >
  5. 基礎知識 >
  6. カリウム制限、水に溶けやすい性質を利用して摂取制限をクリア!

生活習慣病

カリウム制限、水に溶けやすい性質を利用して摂取制限をクリア!

 

慢性腎臓病と診断された場合、薬物療法のほかに食事療法というものも存在します。その名のとおり、食べるものを制限することで疾患の改善をはかる方法です。慢性腎臓病は主に、たんぱく質、塩分、カリウムの制限をすることになります。ここではカリウムについて説明します。

 

カリウムを制限しなくてはいけない理由は何?

慢性腎臓病をわずらっていると、腎臓機能が低下しているため、カリウムをうまく体外へ排出できず、体内に蓄積し、高カリウム血症を起す恐れが出てきます。高カリウム血症は嘔吐などの消化器系の症状、四肢のしびれ、不整脈を起し、ひどい場合は心肺停止になる恐れがあり、大変危険です。そのため、摂取するカリウムの量を制限しなくてはいけなくなるのです。

 

食材を煮てカリウム量を減らそう!

カリウムは水に溶けやすい性質を持っています。そのため、煮たり、水にさらしたりという方法をとれば、自然とカリウム量は減ります。

カリウムを多く含む食材には以下のようなものがあります。

サツマイモ

ジャガイモ

ほうれん草

コーヒー

トマト

干し海老

納豆

乳製品

カリウムはほとんどの食材に含まれているものですので、調理方法の工夫や摂取制限を決めるなどして、摂取しましょう。また、たんぱく質を減らすことにより同時にカリウムも減らすことができます。

※食材を煮る場合はゆでたお湯は捨てる「ゆでこぼし」が理想です。

 

果物は缶詰で!

果物の中でも特にバナナや、メロンにはカリウムが多く含まれています。なかなか水にさらしたり、煮るということもしないので、カリウムの制限はしにくいですが、通常摂取するであろう量の半分という目安をもってみてください。

また、果物は缶詰で摂取するのが好ましいです。前述したとおり、カリウムは水に溶ける性質を持っていますので、缶詰のシロップに溶けてくれます。ただし、シロップは飲まないようにしてください。せっかく溶け出したカリウムを摂取することになってしまいます。

 

日々培ってきた食生活を変えるのは簡単なことではありませんが、自分の体を気遣いながら医師の指示に従い、制限をしてください。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/03/05-014943.php])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

基礎知識に関する記事

現代人必見!減塩生活のススメ0食事で予防する腎臓病0

  血圧の問題は中年以降、多くの方が抱える問題と考えられています。 高血...

食事制限について正しく知ろう

  腎臓病の食事療法は、食事制限という言葉をよく使われるほど、場合によっては非...


慢性腎臓病でなぜカリウムがだめなの?

慢性腎臓病が進行すると、食事中のカリウムを制限するように指導されます。   カ...

慢性腎臓病、外食よりも手作り食で塩分をコントロール!

  腎臓の機能が低下してくると、透析を受けなくてはいけなくなる可能性が出てきま...

カラダノートひろば

基礎知識の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る