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生活習慣病

「血糖値が上がり過ぎたら運動すればいい」は正しいのか?

 

糖尿病の二大治療というと、食事療法と運動療法です。食事療法は食事によって摂取したブドウ糖が上手に代謝されなくなり、血糖値が上がりすぎるのを防ぐため必要です。そして運動療法は体を動かすことによって血糖値を下げると共に、合併症予防や肥満解消などの目的で行われます。

 

いっぱい食べていっぱい運動するのはダメ?

糖尿病の食事療法では、3食しっかり、栄養バランスよく、腹八分目にして食べることが必要とされます。しかしそれまで自分の好きなように食事を摂ってきた人からするとこの食生活はつらいものがありますよね。そこで考えてしまうのが、「たくさん食べた分だけたくさん動けばいいのではないか?」という考えです。はたしてこれは糖尿病治療において正しいのでしょうか。

 

肥満解消とは違う!

たくさん食べて摂取したカロリーを、その分だけ体を動かして相殺するというのは肥満に対する考え方です。しかし、糖尿病の場合そうした考え方はあてはまりません。確かに食事によって血糖値は上がり、運動によってその血糖値を下げることができます。しかし、運動によって下がる血糖値の見る先は、あくまでも長期的なものです。食後に運動することによって確かに血糖値の上昇は緩やかになりますが、そもそも食事によって上がる血糖値が大きいと、運動でカバーできないことも十分にあります。

 

食べる量と動く量のバランスが大切

体を動かすことは、薬のような即効性は持っていませんので、動いたから血糖値が適正範囲内になります、というものでもありません。しかもその程度を知るのは難しく、体を動かしすぎれば血糖値が下がり過ぎ、低血糖の状態になることもあります。結局のところ、ふり幅の大きいバランス感覚ではなく、細かい部分での食事と運動のバランスを考えることが必要になってくるのです。

 

性格がおおざっぱで細かいところは考えられないという人も、これに関してはおおざっぱではいけません。ふり幅が大きいということは血糖値の上下が激しくなるということですから、その危険を十分に知っておきましょう。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2011/08/31-349924.php])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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