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生活習慣病

人工透析によって起こる低血圧…その原因は?

 

20歳以上の成人の8人に1人という割合で見られる慢性腎臓病という疾患があります。これは慢性的に腎臓の機能が低下し続けるもので、生活習慣病のひとつと捉えられており、誰にでも起こりうる疾患です。

 

慢性腎臓病が進行すると…

進行状況によりますが、慢性腎臓病と診断されても、やるべき治療は食事療法など自分の生活の中で気をつけられることです。しかし、進行するにしたがって腎機能が極端に低下し、身体活動に支障が出ると判断された場合には、透析という選択肢をとる場合があります。

 

日本では血液透析といって、血液中の水分を抜いて、腎臓のろ過機能を有する機械に通す透析がメジャーです。この透析は1回につき4~5時間かけて血液をきれいにするのですが、しばしば透析中や透析後に低血圧になる場合があります。

 

低血圧が生じる原因「水分過多」

透析中に低血圧が生じる原因はいくつかありますが、そのひとつが体に水分が多くあることです。体の中に水分がたくさんあると、上記の4、5時間という短い時間で大量の水分を抜かなければならず、その分除水速度をはやくしなければなりません。つまり急激な除水をすることになり、血圧が低下しやすくなるのです。

 

特に高齢・糖尿病・心疾患の人は注意

除水への体の耐性は個人差があります。一般的には体重の4%か5%程度までの増加までなら、水分摂取をしても大丈夫だとされています。しかし、高齢の方、糖尿病の方、心疾患のある方は4%以内に抑えた方がよいとされています。

 

水分過多に対抗するには食生活の見直しが必須です。単純に水分を制限するだけでなく、水分を呼び込む塩分制限も考える必要がありますし、食べ物の中に含まれる水分も考えて、総合的に水分摂取を考える必要があります。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2014/02/27-386414.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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