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生活習慣病

透析に欠かせないシャント、長持ちのためには日常管理が必要

 

慢性腎臓病が進行すると、腎臓病の機能が体にとって十分な働きをしてくれなくなります。すると腎臓の働きを他で補わないと生命活動が維持できなくなります。その補う方法のひとつが透析です。

 

透析には血液透析と腹膜透析がありますが、日本で一般的なのは血液透析です。この血液透析では体の中の血液を、腎臓の役割をする機械に通し、血液をきれいにして体に戻します。その際に十分な血液量が確保できるように、動脈と静脈を縫い合わせてつなぎ、動脈血を直接静脈に流すことをシャントと言います。これによって静脈に十分な血液が流れるので、静脈に針を刺し、血液透析を行うのに必須です。

 

日常管理が必要なシャント

シャントは透析を継続していくために絶対に必要なものです。しかし人工的に作った血液の通り道であるが故につまるなどのトラブルが生じることもあります。そのためシャントを日常的に管理していくことが大切です。

シャントの血流確認:

1日に最低1回はシャントの血流確認をすることが必要です。シャントの上に手を当てて振動を確認したり、聴診器で聞いてみるとザーザーというシャント音というものが聞こえます。これらがない場合はシャント閉塞の可能性が高いです。

シャントに負担をかけないようにする:

シャント自体を圧迫することもいけませんが、シャント付近を圧迫することもシャントの血流に負担をかけることになります。具体的には、

血圧測定

手枕

重いものをぶら下げる

などの行為が危険です。他にも腕時計やサポーターなども危険な場合があります。

シャント部分を清潔に:

透析前はシャント側の腕を十分に洗って清潔にします。透析後に針を抜いた後は、十分に止血をし、穿刺部分を清潔に保ちます。穿刺部分に感染を起こすと感染を引き起こすことになり、重篤な合併症を引き起こすことがありますので注意が必要です。

 

シャントは透析の窓口です。血管同士をつないでいると言われても、目には見えないので実感できないかもしれませんが、実感できなくても十分な配慮をしてあげることが必要です。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2013/09/18-382216.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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