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生活習慣病

お互いを進行、悪化させる?!歯周病と糖尿病の血管劣化への相互作用

 

 

歯周病と糖尿病は同時に発症すると、お互いに影響し合い糖尿病をどんどん進行させるとされています。この相互作用を今回紹介します。

 

 

歯周病は血糖値を上昇させる

歯周病の原因は菌の感染です。歯周病に限らず菌が感染するとインスリンの働きを阻害するインスリン抵抗性という現象が起きます。風邪やインフルエンザでは治るまでの一時的に感染している状態ですが、歯周病は長期間菌が感染している状態となります。長期間インスリン抵抗性が出続け、血糖値が下がりにくい状態が続きます

 

 

歯周病が糖尿病の合併症を進行させる

糖尿病を発症すると、血糖値が低下しにくくなり、血液中の糖が血管を劣化させ合併症に繋がります。糖尿病の合併症でも有名な三大合併症(糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害)の原因も血管の劣化が影響です。この血管の劣化を歯周病は促進させます。歯周菌を発症すると歯肉から菌が侵入し、血管に到達し血管の壁を傷つけます。血糖値の上昇による血管劣化、歯周病による血管劣化により動脈硬化が進んでいき、糖尿病の合併症が重篤になりやすくなります。

 

 

糖尿病が歯周病を悪化させる

糖尿病も歯周病を進行させます。糖尿病にかかると抵抗性が低下し、歯周病の菌を除去できなくなる他、唾液の糖分濃度が上昇し歯周病菌が繁殖しやすくなる、血糖値が高い状態(または低い状態)では組織の修復が遅く、より菌が侵入しやすくなります。

 

 

このように糖尿病と歯周病にはお互いを進行、悪化させていく相互作用があります。糖尿病と歯周病を発症している方は歯周病をしっかり治療してください。歯周病が治るだけでも糖尿病の治療が楽になります。また、糖尿病は発症しているが歯周病を発症していない方、どちらも発症していない方は口内を清潔に保ち、歯周病を発症しないように気を付けてください。

 

(Photo by //www.ashinari.com/2013/07/31-380753.php)

著者: いおさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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