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生活習慣病

重曹で体を弱アルカリ性にもどす!?

 

腎臓は体の中のバランスを保つ上で、非常に重要な臓器です。しかし、慢性腎臓病によって腎臓の機能が低下していくと、体の中のバランスがうまくとれなくなり、様々なところに支障が出てきます。

 

腎臓が悪くなると体が酸性になる

人間の体のpHは弱アルカリ性(pH7.5)に保たれています。しかし体は日々、酸性の物質をつくっています。その酸性の物質は日々の体の働きによって適切に体外に排泄されています。ひとつは肺からで、呼吸によって炭酸ガスとして排泄されます。もうひとつは腎臓によるもので、尿を酸性にすることで体外に排泄しています。そのため腎臓の機能が低下すると、酸性の物質が適切に体外に排泄されなくなり、体が酸性に傾くことになります。

 

代謝性アシドーシス

酸性の物質を尿へ放出する働きがくずれて、体が酸性に傾くことを代謝性アシドーシスと言います(呼吸によるものの場合は呼吸性アシドーシス)。このアシドーシスの状態になると、体の中に余計なものがたまっていることになるので、骨がもろくなったり栄養状態が悪くなったりと、色々な不具合が出てきます。またこの状態は通過する血液量の多い腎臓の機能を低下させることにもなります。

 

重炭酸ナトリウム製剤

そこで服用する薬が重炭酸ナトリウム、いわゆる重曹です。重曹は水に溶けるとアルカリ性になりますので、これを服用することで体を、本来あるべき弱アルカリ性に近づけることができるのです。研究によっては、この重曹を腎機能低下を著しく緩やかにするものとして位置付けているようです。

 

基本的には重曹の服用はあくまでも、アシドーシスを改善するものです。そのため慢性腎臓病を改善する食事療法や運動療法が前提になることは変わりません。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/09/27-370775.php?category=390])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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