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生活習慣病

腎機能低下で骨がもろく…活性型ビタミンDで骨を助ける!

 

慢性腎臓病が進行すると、腎臓の機能がかなり低下することになります。そのため、腎臓が担っている機能が働かなくなり、体に色々と支障が出てきます。その一つの症状としてあらわれるのが、骨のもろさです。

 

カルシウムを助けるビタミンD

骨というと直結するのが「カルシウム」だと思います。もちろん骨を上部に保つにはカルシウムは欠かせません。しかし、カルシウムが効率よく体に吸収されるにはビタミンDが必要です。

慢性腎臓病で重要なのは、ビタミンDはそのままの形では有効に働かないということです。ビタミンDは紫外線によって肌で合成されたり、食事から摂取されたりします。しかし、それらのビタミンDは肝臓と腎臓で酵素の働きを受けることによって活性化されるのです。これが活性型ビタミンです。ビタミンDはこの形になって初めてきちんと働くようになります。

 

そこで登場するのが活性型ビタミンD製剤!

骨がもろくなってしまっては、骨折などの危険が出てきます。高齢の方の場合、骨折ひとつでもそのまま寝たきりになる可能性があり、軽視できません。そのため薬剤で腎臓機能を補ってあげる必要があるのです。それをするのが活性型ビタミンD製剤です。

 

活性型ビタミンD製剤の働き

活性型ビタミンD製剤の骨に対する主な働きをしては以下の2点です。

腸管からのカルシウム吸収量を増やしてくれる

体内でカルシウムが効率よく骨に使われるようにしてくれる

こうした効果によって骨がもろくなるのを防いでくれます。

 

ただしここが注意

活性型ビタミンD製剤は扱いが難しい薬もあります。もし多く服薬しすぎてしまうと、カルシウムの吸収が過剰になります。カルシウムは多すぎると骨の中ではなく、血中に多く存在することになります。すると高カルシウム血症といって、これもまた血管、ひいては腎臓に負担をかけることがあります。

 

骨折の可能性も、腎機能低下もどちらも大きな問題です。そのため活性型ビタミンD製剤は十分に注意しながら服用する必要のある薬と言えます。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2011/07/31-348682.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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