カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 生活習慣病 >
  3. 慢性腎臓病(CKD) >
  4. 薬物療法 >
  5. 薬の種類 >
  6. 腎機能低下で骨がもろく…活性型ビタミンDで骨を助ける!

生活習慣病

腎機能低下で骨がもろく…活性型ビタミンDで骨を助ける!

 

慢性腎臓病が進行すると、腎臓の機能がかなり低下することになります。そのため、腎臓が担っている機能が働かなくなり、体に色々と支障が出てきます。その一つの症状としてあらわれるのが、骨のもろさです。

 

カルシウムを助けるビタミンD

骨というと直結するのが「カルシウム」だと思います。もちろん骨を上部に保つにはカルシウムは欠かせません。しかし、カルシウムが効率よく体に吸収されるにはビタミンDが必要です。

慢性腎臓病で重要なのは、ビタミンDはそのままの形では有効に働かないということです。ビタミンDは紫外線によって肌で合成されたり、食事から摂取されたりします。しかし、それらのビタミンDは肝臓と腎臓で酵素の働きを受けることによって活性化されるのです。これが活性型ビタミンです。ビタミンDはこの形になって初めてきちんと働くようになります。

 

そこで登場するのが活性型ビタミンD製剤!

骨がもろくなってしまっては、骨折などの危険が出てきます。高齢の方の場合、骨折ひとつでもそのまま寝たきりになる可能性があり、軽視できません。そのため薬剤で腎臓機能を補ってあげる必要があるのです。それをするのが活性型ビタミンD製剤です。

 

活性型ビタミンD製剤の働き

活性型ビタミンD製剤の骨に対する主な働きをしては以下の2点です。

腸管からのカルシウム吸収量を増やしてくれる

体内でカルシウムが効率よく骨に使われるようにしてくれる

こうした効果によって骨がもろくなるのを防いでくれます。

 

ただしここが注意

活性型ビタミンD製剤は扱いが難しい薬もあります。もし多く服薬しすぎてしまうと、カルシウムの吸収が過剰になります。カルシウムは多すぎると骨の中ではなく、血中に多く存在することになります。すると高カルシウム血症といって、これもまた血管、ひいては腎臓に負担をかけることがあります。

 

骨折の可能性も、腎機能低下もどちらも大きな問題です。そのため活性型ビタミンD製剤は十分に注意しながら服用する必要のある薬と言えます。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2011/07/31-348682.php])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

薬の種類に関する記事

負担軽減・機能補填・症状改善…それぞれの薬の目的は?

  慢性腎臓病は生活習慣によって起こるものですから、食事や運動などといったこと...

何故服用する?降圧剤のその効果

  慢性腎臓病になると処方されるたくさんの薬。 高血圧症でもないのに、降...


リンパ球の働きを抑える免疫抑制剤…種類と働き方はたくさん!

  慢性腎臓病は症状の少ない疾患です。早期に発見されれば、長年治療をしていって...

利尿剤はどんなときに飲むの?

  慢性腎臓病になると、利尿剤が処方されることがあります。 利尿剤を飲むのは...

カラダノートひろば

薬の種類の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る