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生活習慣病

免疫抑制剤の服用中はできない!?予防接種は手術の前に!

 

腎臓移植という選択肢は慢性腎臓病の最後の最後で出てくるものです。臓器移植というと、それまで病室にこもっていた患者さんが移植をした後に、社会復帰をするようなイメージを持つかもしれません。しかし、実際そうした社会的な生活が送れるようになるまで、そして送れるようになった後も苦労はついて回ります。

 

一番の苦労「免疫抑制薬」

腎臓移植のために欠かせないのが免疫抑制薬です。臓器を移植した場合、その臓器が体の一部として馴染まなければいけません。基本的には外から入ってきたものに対して、体は免疫機能を駆使して追い出したりやっつけようとします。しかし移植した腎臓をやっつけられては困りますから、免疫抑制剤によって免疫力をある程度低下させておくことが必要なのです。

 

免疫抑制薬は生涯

腎臓移植を受けた直後は特に、強い免疫抑制剤を服用します。ですが、時間の経過と共に拒絶反応は薄れていくので、免疫抑制剤の負担は軽くなっていきます。ただ、そうは言っても服用は生涯にわたって続けていかなければならず、常に感染症にかかりやすいなど一定の危険を背負っていく必要があります。

 

免疫抑制剤によって予防接種が受けられない

免疫抑制剤によって免疫が低下しているなら、感染症の予防接種を積極的に受けておこうと思うかもしれません。しかし、基本的に腎臓移植後に予防接種を受けることはできません。中でも麻疹、水痘、ポリオなどの予防接種は病原菌を少し体の中に入れることで、抗体をつけます。ですから、免疫が弱くなっているときに受けてしまうと、ちょっとの病原菌で発病してしまう可能性があるのです。

予防接種は受けるならば手術の前に受けることが求められます。また、虫歯や中耳炎などの感染症があればあらかじめ治療しておくことが必要です。

 

腎臓移植が唯一の根本的治療と言っても、その後背負うものがゼロになるわけではありません。免疫抑制剤のことをよく知って、術後の生活をしっかりと想像しておく必要があります。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2013/09/29-382649.php?category=393])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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