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生活習慣病

MRI検査が危険!?ガドリニウム造影剤には要注意!

 

MRI検査などでは、しばしば造影剤が使用されます。造影剤を使用しなくてもMRIの検査自体は行えるのですが、正確な検査結果を得る場合には造影剤が必要です。ただしこの造影剤、安全な薬ではありますが、慢性腎臓病を発症している人は注意が必要です。

 

造影剤のひとつ「ガドリニウム造影剤」

MRI検査に使用する造影剤のひとつがガドリニウム造影剤です。MRI検査をするにあたって、この造影剤を血管内に注射し、全身の血管や臓器に巡らせます。これによってただMRI検査をするよりも、病気の性質や血管、臓器の様子が鮮明に見られるようになります。

全身に巡った造影剤も、ずっと体の中にとどまっているわけではありません。24時間以内には注入されたすべての造影剤が、腎臓の代謝によって尿中に排泄されてしまいます。

 

腎障害患者におけるガドリニウム造影剤使用のガイドライン

日本医師放射線学会や日本腎臓学会などの合同委員会が定めた、「腎障害患者におけるガドリニウム造影剤使用に関するガイドライン」というものがあります。このガイドラインによると、

腎障害患者へのガドリニウム造影剤は慎重に判断するべき

となっています。緊急の場合ややむを得ない場合は使用するけれども、他の選択肢を十分に吟味する必要があるといった具合です。

 

使用すると何が起こるのか?

指摘されているのは、腎障害のある患者が、ガドリニウム造影剤を使用した後、それに関連して腎性全身性線維症の発症があるということです。腎性全身性線維症の発症は造影剤使用後、数日から数か月、あるいは数年後に症状が出始めると報告されています。この疾患は現時点で確立された治療方法がなく、死亡例も多々ある為懸念されているのです。

 

腎臓とは関係のないただの検査だと思っても、慢性腎臓病を発症しているということはしっかり伝えるようにしましょう。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/05/01-018492.php?category=393])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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