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生活習慣病

こんなに多い!免疫抑制剤の副作用を知っておこう!

 

慢性腎臓病の治療では、程度の差はあれ、どんなに初期の段階でもどんなに末期の段階でも食事療法がついてまわります。末期になれば、非常に厳しい食事制限が設けられますので、日々の生活で常に腎臓治療のことを考えていかなければなりません。

 

唯一食事制限から脱却する腎臓移植

慢性腎臓病におけるただひとつの根本治療が腎臓移植です。ただ、移植後は厳格な食事制限はなくなりますが、暴飲暴食をしてよいということではありません。というのも、移植後は拒絶反応に対抗するために、免疫抑制剤を服用していかなければならないからです。そのため、免疫力が落ちた状態が続き、感染症にかかりやすくなりますので、食事の管理もきちんとしなければなりません。

 

免疫抑制剤の注意点

免疫抑制剤は副作用の多い薬ですので、その点でも注意が必要です。以下に主に使われる免疫抑制剤の副作用を上げていきます。

 

シクロスポリン:免疫抑制のベースの薬

腎障害・多毛・手指のふるえ・歯肉肥厚・高血圧・糖尿病・肝障害

 

タクロリムス:免疫抑制のベースだが、シクロスポリンの10~100倍の作用がある

腎障害・手指のふるえ・心毒性(不整脈や胸痛)・糖尿病・消化器症状(嘔吐や下痢)・高尿酸血症

 

プレドニゾロン・メチルプレドニゾロン:拒絶反応が起こった際の治療に用いられる薬

満月様顔貌(顔や体幹の中心に脂肪が沈着する)・にきび・肥満・胃潰瘍・白内障・緑内障・糖尿病・高血圧・骨がもろくなる

 

ミコフェノール酸モフェチル:難治性拒絶反応の治療に用いられる薬

消化器症状(下痢や嘔吐)・食欲不振・白血球減少・貧血

 

ミゾリビン:シクロスポリンなどベース薬の補助的に使われる薬

白血球減少・食欲不振・消化器症状(口内炎や嘔吐)・膵炎

 

アザチオプリン:シクロスポリンなどベース薬の補助的に使われる薬

白血球減少・肝障害・食欲不振・消化器症状(嘔吐など)

 

こうした副作用をみると怖いですが、移植後はずっと同じ薬を服用していくわけではありませんし、処方の量を調節することで副作用を減らすこともできます。

 

(Photo by: [http://www.ashinari.com/2012/12/24-374431.php?category=279])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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