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血液検査の値CRPについて知ろう!CRP値で体の異常を早期に察知!

 

白血球はウイルスなどに犯されると、数が増えウイルスと戦おうとします、また、その際にC反応性たんぱく質も増えます。この性質を利用し感染症への感染を特定したり詳しく調べることができます。

この2つの検査をすることで感染症の鑑別をスムーズに行うことができます。

 

CRPと白血球数

CRPは正常値が0.3㎎/dl以下、白血球数は4000-8000個/μlとなっており、これよりも多ければ炎症や免疫機能が働いている可能性があります。

ポイントとなるのはCRPは白血球よりも増加のピークがやや遅いことで、これが感染症の詳細を調べるのに役立っているのです。

 

例えば、白血球の方が一気に多くなり、CRPもそれに続いているようなら炎症が始まってそれほど時間が経っていないことがわかります。

逆に、白血球の方は落ち着いているのにCRPが高値の場合は炎症スタート後24時間程度と予測されるのです。

 

白血球とCRPから見る異常値と病気

白血球高値×CRP正常値

炎症の初期段階もしくは一時的な原因によるものと考えられます。予測される病気はアレルギー疾患、激しい運動、月経などです。

 

白血球正常値×CRP高値

炎症の回復期もしくは慢性期と考えられます。予測される病気は慢性リウマチ活動期、細菌感染(感染症)回復期などです。

 

白血球高値×CRP高値

炎症がひどい状態です。全身の血管に炎症が見られる川崎病などの可能性があります。

正常値か高値かはもちろん、高値の場合は数値が高いほど注意が必要です。

 

CRPと白血球数はそれぞれ炎症、免疫と関わりがあり、これらの数値の違いからある程度病気や病期を予測することも可能です。

もっとも注意したいのは白血球の値も高く、CRPの値も高い場合で、ガンではこの両方の高値がよく見られます。 

 

 

炎症がひどければひどいほど高い!CRPの異常値を知ろう

血液検査のCRP検査というのはC反応性たんぱくというたんぱく質を調べる検査で、定量であれば量がわかり、定性であればC反応性たんぱくがあるかどうかがわかります。

C反応性たんぱくは炎症、組織細胞の破壊が起きると血液中に出てくるため、体の中で炎症や組織細胞の破壊が起きる病気の判断などに役立っています。

 

■炎症の早期発見に役立つ

CRPの基準値は(-)で、陽性の場合は(+)から(6+)までの6段階、定量では3-5mg/dl以上で異常値としています。

CRPで測っているC反応性たんぱくは炎症の早期発見を主な目的としているのですが、それはC反応性たんぱくが炎症が起きてから1日以内に増えるからです。

24時間以内の増加率が非常に高い割には、炎症スタートから72時間後の増加率は低く、むしろ減少していくので慢性的な炎症だけではなく初期の炎症の判断に使われるのです。

もっともC反応性たんぱくが増えるのは発症から2-3時間以内ですが、白血球よりは反応が遅いです。

 

■風邪や火傷でもCRPは上がる

風邪による発熱、火傷によって細胞組織が壊されているなどの状況であってもCRPは高くなります。

火傷はもちろん重症であれば皮膚移植なども必要で、命に係わりますがそうではない一時的な火傷(完治の可能性が非常に高い)でもC反応性たんぱくは出ます。

C反応性たんぱくが確認されたからといっても、重篤な病気に必ずしもかかっているわけではないのです。

 

CRPは炎症がひどければひどいほど高い値を示すC反応性たんぱくを調べるもので、CRPが高い場合に考えられる病気には心筋梗塞や悪性腫瘍などもありますが、風邪などの一時的なものもCRP高値となります。

さまざまな検査をしたうえで最終的に正確な診断が下されます。

 

 

CRPがガンのマーカーとして活躍!?CRP値によってガンの『なりやすさ』がわかる

CRPはC反応性たんぱくがあるかないか、あるとしたらどれくらいあるかを測る検査で、血液検査によってCRPの陰性・陽性が出ます。

そんなCRPが腫瘍マーカーとして活躍する可能性が指摘されています。

 

腫瘍マーカーとは

ガンの検査は実際に腫瘍を何らかの方法で見つけなければいけない、というイメージのある方も多いかもしれません。

ですが、ガンになることで血液中や体液中に特徴的な物質が出ることもあり、その物質からガンの可能性を見つけるのが腫瘍マーカーです。

ガンの出来る場所によって腫瘍マーカーの対象となる物質は異なります。

 

CRPは泌尿器ガンのマーカー

東京医科歯科大学大学院の医歯学総合研究科は、CRPが泌尿器ガンのマーカーとなり得ること、そしてそこからガンの予測や再発診断を行えることとその実践を発表しました。

泌尿器ガンの中でも、特に腎がんにおいてはCRP検査が有用であるとの発表もあり、再発をすぐに発見できるメリットなどもあります。

また、ガンで闘病中の方にとってはガンの進行度合いや進行の勢いを示す手段としてもCRPの値が役に立っています。

 

ガンの『なりやすさ』がわかる

がん専門医のからすま和田クリニック・和田洋巳医師によると血液中の好中球リンパ球比率及びCRP値によってガンになりやすいかどうかがわかるとのことです。

CRP値が高い場合はガンにとって居場所がある、住み心地のよい体になってしまっているので、ガン患者の多くはCRP高値となっています。

東京医科歯科大学の研究班と同じようにマーカーとしての可能性の指摘、再発可能性やガンが住みやすい環境かどうかの判断に役立つとの情報がガン専門医からも出ているのです。

 

CRPの高値はガンが住みやすい環境を作ること、そしてガンの進行度合いをある程度測れることからガンマーカーとしてCRPが取り入れられるケースもあります。

CRPも含めた総合的な検査で進行度や再発度を測ります。

 

 

血液検査の値CRPについて知ろう!CRPによって体の異常を早期に察知できるんです!

健康診断などで血液検査をすることが多くありますが、その中にCRPという値があります。体の中で炎症が起こったりすると血中にC反応性蛋白という物質が大量にあらわれるのですが、このC反応性蛋白質の量を示すのがCRP値です。

 

体の異常を早期に察知

C反応性蛋白は肝臓で生産される物質です。そのC反応性蛋白は体のどこかで急性炎症が起こると24時間以内に急激に増加するため、その反応の速さによって体の異常を早期発見するのに役立っています。

 

このC反応性蛋白は異物を排除する役割のある白血球と深く関係していて、細菌などが起こした炎症部分にC反応性蛋白が集まって目印となり、白血球などと言った免疫細胞が異物を攻撃する際の補助の役割をしているのだそうです。

 

検査をしても病気の特定はできないが…

C反応性蛋白の量が血中に多くなっているからと言って、特定の病気を見つけられるということではありません。

しかし感染症や自己免疫に関する疾患、がんなど多くの病気の早期の段階でCRP値が上昇することが分かっており、しかも血中の量によって生じている病気の重症度も知ることができるため、病気の早期発見の他、重症度、結果を判断するのに便利な目安になります。

 

細かく分かるようになってきた

急性の炎症が体に生じている場合、C反応性蛋白の値は通常の1000倍にもなります。このように爆発的に値が大きくなる場合には体の異常が発見しやすいのですが、細かい変動の場合いまいち判断しにくい部分が今まではありました。

しかしC反応性蛋白の数値はだんだんと小数点以下の細かい数値まで計測できるようになっていき、その低い場所での変動を観察することによって、隠れた慢性の炎症を発見することができたり、心筋梗塞のリスク管理もできるようになってきたそうです。

 

C反応性蛋白の数値は健康管理において重要な値と言えるでしょう。

 

(Photo by: http://www.ashinari.com/2013/01/24-375575.php )

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-05-25掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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