育児
子どもが頭を打って泣きわめいている時の応急処置の方法
子どもの体はとてもアンバランスです。
それだけに、小さなことでバランスを崩すこともあります。頭を打った時の応急処置の方法を紹介いたします。
子どもが頭を打ったとき
子どもが頭を打った時はまず、安全な場所に移動します。
例えば公園で頭を打った時、すぐそばに動いている遊具があれば移動が必要です。
家の中で頭を打って、すぐに再び頭を打つ危険性がないときにはその場で処置を進めていきます。
頭を打った時には、子どもを瞬時に観察することが大事です。まず最初に、子どもの様子を観察します。
子どもが頭を打った時は、泣きわめかない方が心配です。
意識障害に陥っている可能性があるからです。
意識がない、もうろうとしている、痙攣を起こしているなどの症状があれば病院へ行ってください。
救急車やタクシーが来るまでの間にできることを簡単にまとめます。
まず、頭から出血がないかどうかを見てください。
出血があれば止血します。次に鼻や耳から血、液体が出ている場合は、出ているほうを下にして寝かせます。
頭を打って泣きわめいているとき
子どもが頭を打って泣きわめいているならとりあえずは安心です。
ただし、打った場所の観察が必要です。
頭を触ってみて骨がへこまないかどうかを確認してください。
また、その後の子どもの手足の動きがおかしくなっていないかも確認します。
出血があれば止血し、たんこぶは氷嚢で冷やすとよいです。
48時間は気を付ける
頭を打ってからしばらくして、脳内に出血が起こるという可能性もあります。
ですので頭を打ってから48時間は、子どもの様子を普段以上にチェックしてください。
慌てず落ち着いて子どもをしっかりと観察することが重要です。少しでもおかしく感じることがあれば受診を考えてみましょう。
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(Photo by http://www.ashinari.com/)
著者: カラダノート編集部