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生活習慣病

唯一の根本治療「移植」、慢性腎臓病での位置づけ

 

慢性腎臓病は、慢性に腎機能が低下していく疾患です。早期に発見し、適切に生活習慣の改善が行えれば、機能低下の進行はおさえられます。しかし、ある程度進行してしまうと、外から腎臓の機能を助けることが必要になります。

 

治療は大きく分けてふたつ

腎機能の低下が生命維持に影響してきたとき、選択できる治療法は大きく分けてふたつです。一つが透析療法、そしてもう一つが腎臓移植です。透析の場合、ほとんどの患者さんが行っている血液透析においては、週3回、1回につき4,5時間の腎臓機能に代わる透析をする以外は、腎機能がない状態で過ごさなければならず、透析以前と同様か、それ以上の厳しい自己管理が必要になります。これに対して腎臓移植は、腎臓自体を健康なものに置き換えるわけですから、慢性腎臓病における唯一の根本治療と言えます。

 

腎臓移植は命をたすける治療ではない

一見腎臓移植治療は、患者さんの生命を救う治療のように思えます。もちろんそうした面は確かにあるのですが、治療の意味合いにおいては「生活の質を上げるための治療」という部分が大きいです。ですから心臓や肝臓といった生命を救う移植手術とはまた違った移植とされており、あくまでも透析か移植かといった、選択肢の一つというとらえ方がされます。

 

本来は「透析か移植」、しかし日本では…

本来は透析治療と腎臓移植は、両者ともが同じレベルの選択肢であるべきなのですが、日本では少々異なります。というのも、日本では腎臓移植よりも透析治療の方が圧倒的に選択されており、腎臓移植の選択は非常に少ないのです。これは臓器提供をする側のドナーの数が圧倒的に少ないことに原因があります。日本では臓器移植法において提供に至るまでの条件が非常に厳しかったため、移植に至るまでが難しいケースが多かったようです。

 

臓器移植法については2010年に改正、施行され、徐々にドナーの数は増えているようです。ですからこれから一層の増加が期待されるところではあります。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/09/27-370764.php?category=390])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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