カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 生活習慣病 >
  3. 慢性腎臓病(CKD) >
  4. 移植 >
  5. 「残したまま」で「腹部にひとつだけ」腎臓移植はこう行われる!

生活習慣病

「残したまま」で「腹部にひとつだけ」腎臓移植はこう行われる!

 

慢性腎臓病が進行しきってしまうと、腎臓が働かなくなります。そのとき、医療ができる措置としてあるのが、腎臓移植という選択肢です。腎臓移植はその文字の通り、誰かの健康な腎臓を移植するということですが、この腎臓移植は具体的にどのように進められるのでしょうか

 

いざ腎臓移植をする!

腎臓移植をするまでにも様々な体の調整が必要です。その上でやっと腎臓移植ができるとなったらどんな手術がされるのでしょうか。

 

古い腎臓は残したまま!?

腎臓を移植するというと、自分の機能しなくなった腎臓を摘出し、新しい健康な腎臓を入れるイメージがあるかもしれません。しかし実際は、機能しなくなった自分の腎臓は体の中に残したままです。すると新しい健康な腎臓をどこに置くのかが問題になりますが、新しい腎臓は本来の腎臓の場所ではなく、下腹部に移植されます。

 

なぜか腎臓を腹部に移植

本来腎臓は左右に1対、合計2つある臓器ですが、腎臓移植で移植される腎臓は1つです。そのため、下腹部の左右どちらかの位置に移植するということになります。なぜわざわざこの位置に移植するかというと、以下のような理由があります。

下腹部への移植であれば手術自体の安全性が高い

皮膚の上から触れやすい

膀胱に近くその後の管理がしやすい

これらの点を考えて、移植する腎臓は下腹部になるのです。

 

腎臓が一つでいいってなんで?

先述で移植される腎臓は1つのみと書きました。しかし本来は2つあるものなのに、1つだけで大丈夫なのかという疑問が生じます。実際、腎臓がひとつでも日常生活にほとんど影響はありません。もちろん2つ腎臓がある場合よりも最大限発揮できる能力は小さくなりますが、それでも患者さんこれからの生活に大きな影響を与えることにはなりません。

 

これらの手術が合計4~5時間で終了します。ただ、この手術だけで手放しで喜べるわけではなく、その後も経過観察が必要になりますし、生活に注意していくことも求められます。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2008/11/07-010090.php?category=393])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

移植に関する記事

移植腎が動かなくなる…なぜ?危険な「服薬の怠り」

  腎臓の機能が低下すると、体の中に害となる物質が蓄積するなどして、生命の危機...

せっかく移植した腎臓に体が攻撃!?そこで登場する「免疫抑制剤」

慢性腎臓病はまだ軽い段階であれば、日々の生活に気を使うなどして進行を遅らせる...


腎移植して家に帰ったら…どんな生活を送るべき?

  糖尿病や高血圧症など、生活習慣病というのはそれ単体でもそうですが、関係しあ...

是非知っておきたい、腎移植による感染症のリスクについて

  腎移植の注意点とも言われているのが感染症リスクです。   ●感染症...

カラダノートひろば

移植の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る