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生活習慣病

「残したまま」で「腹部にひとつだけ」腎臓移植はこう行われる!

 

慢性腎臓病が進行しきってしまうと、腎臓が働かなくなります。そのとき、医療ができる措置としてあるのが、腎臓移植という選択肢です。腎臓移植はその文字の通り、誰かの健康な腎臓を移植するということですが、この腎臓移植は具体的にどのように進められるのでしょうか

 

いざ腎臓移植をする!

腎臓移植をするまでにも様々な体の調整が必要です。その上でやっと腎臓移植ができるとなったらどんな手術がされるのでしょうか。

 

古い腎臓は残したまま!?

腎臓を移植するというと、自分の機能しなくなった腎臓を摘出し、新しい健康な腎臓を入れるイメージがあるかもしれません。しかし実際は、機能しなくなった自分の腎臓は体の中に残したままです。すると新しい健康な腎臓をどこに置くのかが問題になりますが、新しい腎臓は本来の腎臓の場所ではなく、下腹部に移植されます。

 

なぜか腎臓を腹部に移植

本来腎臓は左右に1対、合計2つある臓器ですが、腎臓移植で移植される腎臓は1つです。そのため、下腹部の左右どちらかの位置に移植するということになります。なぜわざわざこの位置に移植するかというと、以下のような理由があります。

下腹部への移植であれば手術自体の安全性が高い

皮膚の上から触れやすい

膀胱に近くその後の管理がしやすい

これらの点を考えて、移植する腎臓は下腹部になるのです。

 

腎臓が一つでいいってなんで?

先述で移植される腎臓は1つのみと書きました。しかし本来は2つあるものなのに、1つだけで大丈夫なのかという疑問が生じます。実際、腎臓がひとつでも日常生活にほとんど影響はありません。もちろん2つ腎臓がある場合よりも最大限発揮できる能力は小さくなりますが、それでも患者さんこれからの生活に大きな影響を与えることにはなりません。

 

これらの手術が合計4~5時間で終了します。ただ、この手術だけで手放しで喜べるわけではなく、その後も経過観察が必要になりますし、生活に注意していくことも求められます。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2008/11/07-010090.php?category=393])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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