カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 生活習慣病 >
  3. 慢性腎臓病(CKD) >
  4. 移植 >
  5. 腎臓移植の手術前後ってどんなふうに過ごすの?

生活習慣病

腎臓移植の手術前後ってどんなふうに過ごすの?

 

慢性腎臓病の最終的な治療法のひとつが腎臓移植です。しかし実際腎臓移植をすると決めても、手術をするのは医師です。そのため患者さんが気になるのは手術前と手術後ということになります。

 

腎臓移植の手術前

ひと口に腎臓移植といっても、具体的には2種類あります。

生体腎移植(血縁者から腎臓を移植してもらう)

生体腎移植の場合、手術の1週間ほど前に入院し準備を始めます。準備というのは具体的には、最善の状態で手術を受けるために行うもので、血液検査、胸部X線検査、心電図、心臓超音波検査など、体のあらゆる部分を検査して万全のコンディションにしていきます。

献腎移植(善意のドナーから腎臓を移植してもらう)

献腎移植で手術をするとなったら、それはドナーが脳死や心停止の場合ですので、緊急手術になります。そのため上記のような長い準備期間が設けられませんから、日頃から体調管理に気を配って、いつ手術になっていいように常にいい状態にしておく必要があります。さらにいつでも連絡が取れるようにしておく必要があります。

 

腎臓移植の手術後

術後は1ヶ月くらいしてから退院するのが普通です。術後2~3週間は絶対安静で、点滴で栄養や水分を補給します。回復の具合によって数日後には歩行していきます。

食事は翌日に流動食2~3日後におかゆか、人によっては普通食になります。

多くの場合、生体腎移植や脳死腎移植の場合では、術後すぐに尿が出ます。これに対して心停止腎移植の場合では尿が出ないことがあり、その場合は尿が出るまでの間透析を受けます。

1ヶ月という入院期間では、移植した腎臓に対する拒絶反応を防ぐための治療と観察が行われます。そのために免疫抑制薬や感染予防薬を服用します。

 

体調管理や術後の回復などは、患者さん自身がやらなければならないことも多くあります。手術に関する知識はもちろん、手術前後のことについても、十分知っておきたいですね。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/06/07-021833.php])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

移植に関する記事

気になる妊娠出産…腎臓移植後でもできる?できない?

  慢性腎臓病は生活習慣病のひとつとされていますが、発症するのは高齢者だけでは...

「残したまま」で「腹部にひとつだけ」腎臓移植はこう行われる!

  慢性腎臓病が進行しきってしまうと、腎臓が働かなくなります。そのとき、医療が...


免疫抑制剤の服用中はできない!?予防接種は手術の前に!

  腎臓移植という選択肢は慢性腎臓病の最後の最後で出てくるものです。臓器移植と...

聞けそうでなかなか聞けない!腎移植にかかる費用はどのくらい?

  腎移植と聞くと大手術を想像するという方もいます。 もちろん、腎移植は...

カラダノートひろば

移植の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る