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生活習慣病

腎臓移植で迷うとき…吟味したいメリットとデメリット

 

慢性腎臓病の根本的な治療法は、ひとつしかありません。その治療が腎臓移植です。生命維持のための機能を果たせなくなった腎臓に対して、健康な腎臓を移植することで、再び生命維持ができる体にするというのが、腎臓移植です。

 

腎臓移植と透析の2大治療

慢性腎臓病の最終的な治療の選択肢としては、腎臓移植か人工透析かのふたつです。人工透析の場合腎臓の機能を、機械に担ってもらいます。しかし、その機械を24時間体にくっつけているわけにはいきませんので、時間も、手間もかかりますし、生活の制限も厳しいです。しかし腎臓移植の場合、上記のように根本的な治療ですので、健康な臓器によってほぼ自由な生活を送れることになります。

 

腎臓移植のメリット

透析治療からの脱却

(通院が不要になる・生活の厳しい制限がなくなる)

社会復帰の制限が大きく緩和される

生命予後の延長

(透析を長く受けると生存率が下がっていく)

透析による合併症が進行しなくなる

(進行した合併症が元に戻るということではない)

妊娠出産の可能性

 

腎臓移植のデメリット

手術自体の危険性

(耐術性や手術自体による合併症)

免疫抑制剤の副作用

感染症の危険性

(免疫力を低くしているため感染症に弱くなる)

透析再導入の可能性

(自己管理ができないと腎機能が低下し透析にもどることがある)

 

透析か腎臓移植かで迷うときには、透析の時間的負担、そして精神的負担を大きなウエイトで考える人も多いようです。腎臓移植の場合手術のために1ヶ月ちょっと入院する必要がありますが、その後は少しの通院ですみます。これに対して透析を続けていくとなると、1週間のうち3回、1回あたり4~5時間ほどの、多くの時間をとられなければなりません。

 

精神的な負担というのは生活の質という点において、考えなければいけない問題です。いずれにせよ自分の生活と照らし合わせて、メリットとデメリットを吟味する必要があります。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/05/10-019849.php?category=268])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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