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生活習慣病

移植腎が動かなくなる…なぜ?危険な「服薬の怠り」

 

腎臓の機能が低下すると、体の中に害となる物質が蓄積するなどして、生命の危機にさらされます。この腎臓機能の低下を起こしうるのが慢性腎臓病という生活習慣病です。もし慢性腎臓病によって腎機能を失った場合、腎臓の機能を回復しなければ死んでしまいます。その方法のひとつが腎臓移植です。

 

腎臓移植をしても腎臓を失う

腎臓移植というのは慢性腎臓病において、唯一根本的な治療法です。しかし、新しい腎臓を体の中に入れたからといって、全ての場合で「ここから先の人生もうこれで大丈夫」というわけにはいきません。中には移植した腎臓を失い、透析を受けなければいけなくなることもあります。

 

なぜ移植した腎臓を失うのか

ある調査では、腎臓移植後に何らかの理由によって腎臓が機能を果たせなかった方の割合は約22%としています。ではなぜこの人たちはせっかく移植した腎臓を失うことになってしまったのでしょうか。その理由は多い順に以下の通りです。

慢性拒絶反応

腎炎

急性拒絶反応

移植腎が動かなかった

免疫抑制薬による腎障害

服薬の怠り

半数以上が慢性的な拒絶反応とされています。体に異物を入れているわけですから、拒絶反応が起こるのは想定されていますし、体が自分を守ろうとする反応ですから、ある意味では仕方がありません。ここで注目すべきは「服薬の怠り」です。

 

服薬の怠りが拒絶反応を引き起こしているかもしれない

腎移植後は免疫抑制薬などを服薬していかなければなりません。その中で、時間の経過と共に服薬が規則正しくされなくなっていくことがあります。実際に、移植後1年以上経過した患者さんの急性拒絶反応のうち、25%程が服薬を正しくしていなかった人であり、服薬を正しくしていた人は6%ほどにとどまっています。

 

移植された腎臓を自分で長持ちさせようと考えるならば、最重要は服薬を規則正しく行うことです。その上で生活習慣などをしっかりし、腎臓に負担がかからないようにしてあげましょう。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2014/01/20-384858.php])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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