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健康診断・健康管理

高血圧は4つの分類!血圧異常値とは? ただの低血圧と思って甘く見ないで!

 

塩分の多い食事を摂取している人、全体的に食事の摂取量が多く運動量が少なめな人などが注意したいのが高血圧です。

日本の食文化に漬物や海産物の麹・塩漬けなどが多いことから、日本人は昔から高血圧とは密接な関係にありました。

そんな高血圧は収縮期血圧・拡張期血圧と時間によってそれぞれ4つに分けられます。

 

●収縮期血圧・拡張期血圧から見る4つの高血圧

収縮期血圧は最大血圧、拡張期血圧は最小血圧を表しており、どちらも単位は㎜Hgとなっています。

一般的には拡張期血圧が85㎜Hgまで、収縮期血圧が130㎜Hg程度までは正常血圧、拡張期血圧が90㎜Hgまで、収縮期血圧が140mmHgまでだと正常ではあるが高値とされます。

そしてそこからさらに高血圧の種類が分かれます。

・軽症高血圧…拡張期血圧90-99mmHg、収縮期血圧140-159㎜Hg

・中等症高血圧…拡張期血圧100-109㎜Hg、収縮期血圧160-179㎜Hg。薬物投与開始の基準

・重症高血圧…拡張期血圧110mmHg以上、収縮期血圧180㎜Hg以上

・収縮期高血圧…拡張期血圧89mmHgまで、収縮期血圧140mmHg以上。収縮期における高血圧を示す病態です。

 

●血圧の変動で見る高血圧

拡張期血圧、収縮期血圧からも血圧を見ることは出来ますが、夜間の血圧がどのようになっているかによっても高血圧は4つに分けられます。

・正常型高血圧…夜間は昼間の血圧に比べて80%以上90%以下になる

・夜間過降圧型高血圧…夜間は昼間の血圧に比べて80%以下になる(夜間下降の度合いが大きい)

・夜間昇圧型高血圧…夜間に血圧が上昇する

・夜間非降圧型高血圧…夜間に血圧が下降しない、上昇もしない

 

高血圧は収縮期・拡張期で表される4つのタイプと夜の血圧の変化で見る4つのタイプがあります。

中等症高血圧になると薬の使用が必要で、重症高血圧はすぐに治療しなければいけません。

 

より正しい血圧を測る!24時間血圧検査とは?検査の誤差を少なくすることができる?

健康診断はもちろん、自宅で使えるものもあるのが血圧計です。高血圧ではなくてもそろそろ血圧が気になる年齢だからと血圧計を買う方もいます。

そんな血圧計ですが、実は誤差も出やすい検査方法ということがわかっています。

 

●緊張して血圧が上がる!

病院で測る血圧のは高いのに自宅で測る血圧はそうでもない、という方は案外いるようです。

病院での計測と自宅での計測の誤差を出している大きな原因が『ストレス』と考えられています。

病院という特殊な場所に行って看護婦や医師と話をしたり、血圧を測るという検査に対する緊張が高血圧を引き起こすこともあります。

もちろん、重症高血圧などが出た場合は元から血圧が高かった可能性がありますが、初期の高血圧と正常血圧が誤差で出る例は十分考えられます。

 

●24時間血圧検査で誤差を少なくする

病院での測定と自宅での測定での誤差や、病院での毎回の測定でも誤差が大きいなどの問題を解決するために、また時間帯による血圧の変化を見るために行うのが24時間血圧検査というものです。

とはいっても、血圧計をつける部分は通常の血圧検査とは異なります。

二の腕、腰、胸に血圧計と心電図テープをつけて24時間そのまま普段通りに過ごして血圧を測ります。

30-60分おき(昼夜で変わります)に血圧を測定し、1日のうちにどんなふうに血圧が変化しているかを診ます。

 

血圧を測る際の誤差を防ぐ、高血圧の治療効果を確認する、時間帯による血圧変化から病態を見るなどの目的で24時間血圧検査が行われることがあります。

健康診断などで行われることはまずなく、高血圧の疑いや高血圧治療中の方が行うことが多いのがこの24時間血圧検査というものです。

 

ただの低血圧と思って甘く見ないで!日常生活で簡単に実践できる食後低血圧の予防策

食後に席を立とうとしたとき、めまいやふらつきを起こしたことはありませんか?

もし、そんなことが何度かあったらあなたは「食後低血圧」の可能性があります。

 

「食後低血圧」とは?

食後低血圧とは、食事後に急激に血圧が下がる症状のことです。食事性低血圧とも呼ばれます。

病院では、食後の収縮期血圧(最高血圧)が食前と比較して20mmHg以上低下する場合、食後低血圧(食事性低血圧)の可能性があると診断されます。

 

食後低血圧の症状

・典型的症状として、めまいやふらつき

・人によっては強い立ちくらみを起こし、そのまま気を失う

・高齢者の場合は食後低血圧を起こして転倒して、骨折などの大ケガをすることも

 

食後低血圧が脳卒中や心筋梗塞のひきがねになる可能性も指摘されているため、疑いがある場合には、早めの対応が大切です。

 

食後低血圧が起こりやすいのは「食後30分~1時間」

血圧の低下が起こりやすい時間帯は、個人差はありますが、食後30分~1時間程度です。

その後は次第に通常の血圧に戻るため、めまいやふらつきが食後低血圧によるものだと気がつかない方が多いです。

 

欧米の例などから、65歳以上の高齢者では3人に1人程度が食後低血圧だと推定されています。したがって、加齢にともなってだれにでも起こりうるものだといえます。

 

まずは食後低血圧かどうか自宅でチェック!

食後にめまいやふらつきなどが起こる方は、まず自宅で食前・食後の血圧を測定してみましょう。

 

血圧測定時のポイント

食前・食後ともに、安静状態で血圧を測定してください。

食後は血圧がもっとも低下しやすいとされる食後1時間頃を目安に測定してください。

 

その結果、食後の収縮期血圧(最高血圧)が食前よりも20mmHg以上低下する場合には、食後低血圧の可能性が高いといえます。

 

ただし、個人差もあるので20mmHg以上という数値はあくまでも目安です。

数日間測定し、低下幅が大きいと感じたら、自己判断せずに医師に相談しましょう。自宅で測定した血圧値をメモしておき、医師にみせると、診断の参考になります。

 

食後低血圧の治療法

食後低血圧と診断された場合、原因や症状などに応じた治療がおこなわれます。

 

加齢にともなう食後低血圧の場合

食事の内容や方法などの生活指導のほか、全体の血流を増やしたり、反対に腸への血流を減少させたりする薬が使用されることもあります。

 

糖尿病やパーキンソン病などの病気が原因と考えられる場合

病気の治療も同時に行います。食前の降圧薬が原因と推定される場合には、服用量を減らすなどの対応をとられます。

 

このように同じ食後低血圧であっても、原因によって治療法は異なるので、食後低血圧かどうかだけでなく、その原因も確認しておくことが大切です。

 

未然に防ごう!日常生活での食後低血圧の予防策

食後低血圧には、自分でできる予防策もいくつかあるので、試してみましょう。

 

(1)食べすぎない

食べすぎ、とくに炭水化物をとりすぎると、食後低血圧を起こしやすくなります。

炭水化物は、ご飯、おこわ、麺類、パン類などのほか、ジャム、甘露煮など砂糖をたくさん使った食品にも多くふくまれています。こうした食品を食べすぎないようにしましょう。

 

(2)ゆっくり食べる

早く食べると、それだけ腸に血液が集まりやすく、食後低血圧を起こしやすくなります。

ときどき箸を置きながら、ゆっくり時間をかけて食べるように心がけましょう。

 

(3)カフェインをとる

カフェインには血管を収縮させて、食後低血圧を予防する効果があります。コーヒーや緑茶などを食前・食後に飲んでみましょう。

ただし、夕食後にカフェインをとりすぎると、人によっては眠れなくなることもあるので、朝食・昼食で試してみてください。

 

(4)食後にしっかり休息をとる

食事のあと、すぐに動こうとすると、めまいなどで危険なことがあります。食後低血圧の疑いがある方は、食後1時間以上はゆっくり休息をとりましょう。

なお、こうした予防策でも症状が改善されない場合には、早めに受診してください。

 

食後低血圧は、人によっては強い立ちくらみを起こし、そのまま気を失うこともある危険な低血圧です。低血圧は病気じゃないから…と甘く見てはいけません。

高齢者の場合、めまいや立ちくらみによって転倒して大ケガにつながることもあるのです。

日常生活で簡単に出来る予防策を試して、食後低血圧の予防しましょう。

 

低血圧のときの血圧値もきちんと記録しておこう!

血圧をいちいち記録するのが面倒…という方にはスマホアプリがおススメです。

血圧はとてもデリケートな数値。正確な値を記録するように心がけたいですね。血圧記録を毎日継続するためにはスマホアプリがおススメです。

 

血圧値を記録するだけで、自動でグラフ化、朝晩ごとの数値はもちろん、平均値などもすぐに確認できます。この機会に始めてみませんか?

(Photo by: [http://pixabay.com/static/uploads/photo/2014/01/17/19/20/high-blood-pressure-247139_640.jpg?i])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-11掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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