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生活習慣病

降圧薬の選択も、併発している病気次第?降圧薬選択のポイント

高血圧に対する薬物療法として重要なのは降圧薬ですが、降圧薬はおおまかにわけて6種類あります。それぞれ作用・効用が異なるので、高血圧と共に併発している病気などを考慮しながら選択する必要があります。

 

併発している病気別、降圧薬による降圧目標

まず降圧薬を用いて血圧を下げる際に、併発している病気ごとにどのくらいまで血圧を下げるべきか異なります。糖尿病・心筋梗塞患者・慢性腎臓病患者の場合は、診察室での血圧で130/80mmHg未満、脳血管障害患者の場合は140/90mmHg未満を降圧目標とします。

 

降圧薬別の積極的適応

カルシウム拮抗薬

左室肥大・狭心症・脳血管障害慢性期

 

利尿薬

心不全・腎不全・脳血管障害慢性期

 

β遮断薬

心不全・頻脈・狭心症・心筋梗塞後

 

ARB / ACE阻害薬は幅広く適応がある降圧薬

上記の3種類の薬と異なり、ARB / ACE阻害薬はより幅広い合併症に適応される薬です。

ARBはアンジオテンシンII受容体拮抗薬の意味で、血管収縮を阻害し、血圧を上げることを防ぐ薬です。ACEはアンジオテンシン変換酵素阻害薬のことで、こちらもARBと同様の効果があります。

 

これらは以下の合併症がある高血圧に対して有効であるとされています。

・心不全

・左室肥大

・心房細動

・心筋梗塞後

・尿タンパク

・腎不全

・脳血管障害慢性期

・糖尿病

 

これらの降圧薬は単独で用いるだけではなく、複数合わせて用いることもあります。

例えば、糖尿病の場合は、第一選択薬としてARB / ACE阻害薬が用いられますが、ここで効果が不十分な場合には、ARB / ACE阻害薬の用量を増加させる方法のほか、カルシウム拮抗薬または利尿薬を併用する場合もあります。

それでも、効果が不十分である場合には、カルシウム拮抗薬と利尿薬、そしてARB / ACE阻害薬の3剤を併用してみるのが一般的な投薬治療です。

 

これらの降圧剤には副作用もありますので、投薬治療方針を決める際にはお医者さんとしっかり話した上で方針を決めましょう。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2013/02/28-376735.php)

著者: delencyさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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