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ガン・悪性腫瘍

がんの治療法、手術療法「拡大手術」の目的は再発防止!でもダメージが大きい…?

 

がんの治療法のひとつが手術療法です。手術療法には、広い範囲を切除する拡大手術と、切除する範囲を最小限にとどめる縮小手術があります。ここでは広い範囲を切除する拡大手術について書いていきます。

 

予防的に行われる拡大手術

なぜがん治療のために、広い範囲をわざわざ切除するのかというと、大きな目的は再発防止です。

がんは組織をむしばんで広がっていく疾患ですので、それを見越して広く切除してしまうのです。

 

拡大手術のデメリット

拡大手術に関しては意見が分かれる部分があります。というのも予防的に大きく切除して成果を上げているという意見に対して、これを否定する意見もあるのです。

というのも本来ならば、手術であっても切除する範囲は小さい方がよいはずです。

切除部分が大きければそれだけ、体が受けるダメージも大きいです。さらに総合的に見れば生命維持の力や生活の質が下がってしまうということも言えるのです。

 

胃がん・すい臓がんにおける拡大手術

胃がんの切除手術においては、切除を一定の範囲内にする標準的な手術と、拡大手術の治療成績にはほとんど差がないという報告があります。むしろ、術後の死亡率や合併症の発生数を上げてしまうとも言われています。

また膵臓がんの治療においても、標準手術と拡大手術の比較がされており、膵臓がんの場合、拡大手術の方が生存率が低下することが示されています。

 

がんの生命予後や合併症、再発の可能性においては、まだ検証の余地があるケースもあるようです。

しかし、いずれの場所の手術でも拡大手術では体の中の機能が低下したり、場合によっては失われる可能性はどうしてもついてまわります。

 

こうした術後の懸念は、患者さんの側も分かっていなければいけません。ただ予防的に手術ができるという部分だけに焦点当てて、手術を判断してはいけないのです。

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/05/29-362672.php?category=438])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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