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生活習慣病

血糖値を下げる効果のあるインスリンはどんな物質なの?

 

 

インスリンは血糖値を下げるという効果は有名ですが、どんな物質か、分泌が促される時はどんな時かを知らない方は多いと思います。今回はインスリンという物質を詳しく紹介します。

 

 

インスリンは何でできているの?

 

インスリンはタンパク質の元となるアミノ酸でできています。具体的にはアミノ酸21個が結合し、立体的な構造をとったA鎖と呼ばれるものと、アミノ酸30個が結合し、立体的な構造をとったB鎖と呼ばれるものが合わさっています。膵臓のβ細胞で作られ門脈という小腸に張り巡らされている毛細血管が一つに集まり、膵臓や脾臓からくる血管が集まって肝臓に入る管に分泌されます。

 

インスリンはどんな時に分泌が促進されるの?

 

血液中のグルコース()濃度が上昇した時が有名ですが、その他にもロイシンやアルギニンといったアミノ酸によっても分泌が促進されます。

 

インスリンが血液中からなくなる仕組み

 

分泌された後のインスリンは血液中に存在します。血液が肝臓を通るたびにインスリンは肝臓にとりこまれていきます。肝臓を通るたびにインスリンの濃度は2分の13分の2減ります。一度血液中に分泌されたインスリンは数分から数十分でなくなります。血糖値を下げるには12時間程度はかかるため、膵臓は12時間程度インスリンを分泌し続けなければいけません

 

インスリンが作用する部位

 

主に作用する器官は脂肪組織、骨格筋、肝臓ですが、血液中の糖をほとんど体の全ての細胞の中に入れていくので全身に作用すると考えて大丈夫です。

 

インスリンの作用

 

インスリンは血糖値を下げるために、

 

・各臓器へのグルコース()、アミノ酸の取り込みの促進

・肝臓でのグリコーゲン合成の促進

・糖代謝の活性化

・タンパク質合成、RNA合成の活性化し脂肪合成を行う

・細胞でのタンパク質分解を抑制

・細胞での脂肪分解を抑制

・肝臓でのグリコーゲン分解を抑制

 

といった作用を持っています。

 

 

 インスリンは血糖値を下げるだけでなく、さまざまな作用があるホルモンです。重要なホルモンなので、食べ過ぎ、飲みすぎであまり負担をかけないようにして、インスリンをきちんと分泌できる健康な体を守ってください。

 

 

 (Photo by //www.ashinari.com/2013/10/15-383284.php)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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