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生活習慣病

果物に含まれる糖はブドウ糖と違う代謝が起こる

 

 

果物には果糖(フルクトース)という糖が多く含まれています。果糖は血糖値を上げる作用はあるのですが、炭水化物を構成するブドウ糖 (グルコース)と異なる経路で血糖値の上昇を起こします。今回は果糖の代謝経路について紹介します。

 

 

糖の形

 

果糖、ブドウ糖1つしかない単糖です。体内で吸収されるときは単糖の状態でしか吸収されません。炭水化物などの糖が連なったものは消化によって単糖にまで分解されます。

 

 

ブドウ糖の代謝

 

ブドウ糖の場合、吸収されて血液中に入ると、血糖値が上昇したのを感じ取りインスリンが分泌され、血液中にあった糖が細胞、肝臓、筋肉細胞に吸収されます。

細胞においては、解糖系という代謝経路に組み込まれてエネルギーになります。肝臓では、ブドウ糖がグリコーゲンというエネルギー貯蔵物質に変換され貯蔵されます。筋肉細胞でも肝臓よりも量は少ないですが、ブドウ糖がグリコーゲンというエネルギー貯蔵物質に変換され貯蔵されます。

ちなみにグリコーゲンが貯蔵するエネルギー量は、全身のグリコーゲンを合わせて3時間程度の活動エネルギー分といわれています。

 

 

果糖の代謝

 

果糖は、血液中に吸収されるとまず肝臓に運ばれます果糖の状態で血液中にあってもインスリンが分泌されません。肝臓に運ばれた果糖は、6070%がブドウ糖に変換されて血液中に戻されます。変換されたブドウ糖は、本来のブドウ糖と同じ働きをします。変換されなかった果糖は、肝臓でフルクトース-1-リン酸という物質に変換されエネルギーとなります。

 

 

果糖はブドウ糖より血糖値が上昇しない?それとも・・・?

 

血糖値は血液中のブドウ糖量(グルコース量)で決まります。そのため果糖は血液中に存在したとしても、血糖値が上がったことにはなりません。しかし、肝臓での処理を必要とするため、とりすぎでは肝臓に負担がかかります。また、中性脂肪や脂肪肝を増加させます。普通の果物の摂取では問題にならないが、ジュース等の果糖が単体で入っている飲み物の飲みすぎは問題になります。果物は果糖以外に食物繊維、ビタミン、ポリフェノールなど血糖値上昇を抑えてくれる成分を含んでいるためです。

 

 

 

果糖が健康にいいかどうかは研究段階ですが、果物の適度な接種に健康効果がある、ジュースの飲みすぎは健康に悪いということはわかっています。果物の適度な摂取を行う、ジュースの飲みすぎには気を付けるなどを気を付けてください。

 

(Photo by //www.ashinari.com/2013/10/15-383284.php)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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