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健康診断・健康管理

血清鉄の正常値と異常値から考えられる病気とは?鉄欠乏性貧血・肝炎…

血清鉄は鉄分が血液中に十分あるかどうかを確認するための健康診断の項目の一つです。一般的な定期健診でも行われますが、特定の病気の検査のために血清鉄を調べることもあります。

 

●血清鉄の基準値

血清鉄の基準値は男性で70-170μg/dL、女性で60-130μg/dL(施設によって異なる場合あり)となっており、男女に限らず基準値に大きな開きがあります。

 

ちなみに、時間帯によっても血清鉄量は変わることがわかっており、朝は夜の2倍程度の血清鉄があるのが一般的です。そのため、前回と検査結果に大きな違いがある場合は、まず検査の時間帯を考えてみるとよいでしょう。

 

また、女性の場合は月経期に入ると体内から血液も鉄分もある程度失われるので、数値が低く出ます。

 

●血清鉄が低い鉄欠乏性貧血

鉄欠乏性貧血は血清鉄の検査値が低い場合にまず第一に考えられる病気で、患者数は日本国内だけでも1000万人はいると言われる病気です。

 

鉄欠乏性貧血では赤血球の中のヘモグロビンも少なくなっており、立ちくらみやだるさなどの症状もあります。人によっては日常生活に与える影響が多大になるケースも見られるので積極的に鉄分の摂取を行った方がよいです。

 

●血清鉄が高い肝炎

一方で血清鉄が高い病気には肝炎などがあります。

 

肝炎を始めとした肝障害では肝臓を形作っている細胞が破壊されます。すると、肝臓は正しい働きを失って、もともと肝臓内に持っていた鉄を血液中に出すので血清鉄の値も高くなるというわけです。

 

肝障害にはアルコール性肝障害、急性肝炎、慢性肝炎などがあります。

 

血清鉄は日内変動も見られる血液中の鉄分の値のことで、血清鉄が少なすぎると鉄欠乏性貧血などが、血清鉄が高いと肝炎などが疑われます。

 

その他、同じ貧血であっても鉄欠乏性貧血とは違って、再生不良貧血では血清鉄検査値が高くなります。 

(Photo by: [//www.ashinari.com/])

著者: あさこすさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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