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健康診断・健康管理

遺伝子異常によって赤血球の生成がうまくできなくなる貧血…サラセミアってどんな病気?

 

貧血にはさまざまな種類がありますが、日本国内で最も患者が多いとされるのは鉄欠乏性貧血で、その患者数は1000万人以上です。

ほかに再生不良貧血、続発性貧血、巨赤芽球貧血などがあり、少し珍しい名前を持つサラセミアという貧血は地中海性貧血との別名も持っています。

 

●赤血球の生成に問題がある貧血

サラセミアは遺伝子異常によって赤血球の生成がうまくできなくなる貧血のことで、タイプとしては溶血性貧血に分類されます。

正常な赤血球が作られにくい問題はありますが、同時に鉄分が溜まる特徴も持っているので血清鉄の値は高いです。

鉄分が臓器に沈着して臓器を不健康にする例も見られる、危険な貧血と言えるでしょう。

軽度の場合はそれほど治療の必要性はありませんが重度だと骨髄移植をするケースもあります。

 

●地中海に多い貧血

サラセミアが地中海性貧血という名前を持つのは、地中海沿岸でサラセミアの遺伝子異常が見つかりやすいからです。

では地中海に住む人でなければ、もしくは地中海に住む人の血を継いでいなければ大丈夫かというとそういうわけではありません。

日本人にも遺伝子異常を持つ者はおり、βサラセミアという異常については日本人では1000人に1人くらいということもわかっています。

九州大他が調査したところによればサラセミアの発症頻度は約0.1%、どちらかといえば西日本に多いとのことです。

 

サラセミアは遺伝子の異常によって起きる溶血性貧血の一種で、赤血球の生成に問題を生じるのが原因です。

サラセミアは地中海の人に多いことから地中海性貧血とも呼ばれており、重症の場合は30歳くらいまでに亡くなってしまう方もいます。

日本人では西日本にお住いの方の方がサラセミアの発症頻度が高いとの報告があります。

 

(Photo by: [//pixabay.com/static/uploads/photo/2014/04/04/18/10/laboratory-313864_640.jpg?i])

著者: あさこすさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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