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健康診断・健康管理

血小板数が多い・少ないとどうなるの?血小板検査とその基準値とは

ちょっと指を切った時などに、放っておくといつの間にかかさぶたが出来ていたりしますよね。それは血液中にある血小板が開いてしまった血管に対して働きかけ、出血を止めているからです。

 

血管の損傷を体が判断すると血小板がやってきて、たくさんの血小板が損傷部分を塞いで血液が外に流れ出るのを止めています。

 

●血小板検査と基準値

血小板検査はほかの多くの検査と同じように、注射器などで採取した血液を機械にかけて測定します。

 

白血球数、赤血球数などのように血小板も『数』で表しますが、基準値は14万-34.9万個/μl(測定方法による違いあり)です。最初から血小板数が多めの人、少なめの人はもちろんいますが、日内変動や一人の人間での大きな変化はないタイプの検査値です。

 

●血小板数が少ないと血が出やすくなる

血小板数が少ないということは、もしも血管が損傷してもなかなか止血のために必要な血小板が届かないということでもあります。そのため、小さな怪我であっても血が流れ出たままになるなど命にも係わる事態が起きうる可能性も在るのです。

 

特に血小板数が2万個/μl以下になると白血病、再生不良貧血などが考えられます。

 

●血小板数が多いと血が固まる

血小板数が多いと、血管が損傷したときにはすぐに血液が止まるのでよいように思えます。ですが、血液の内部は血小板の数が多いことで、血液全体が固まりやすいのが問題です。

 

血液の中で血栓ができ、それが脳や心臓など体の重要な器官への栄養分運搬を阻害する危険性があります。血小板数が多い病気には慢性骨髄性白血病、骨髄線維症などがあります。

 

血小板は血液が傷ついている場所に集まって、血が流れ出るのを止めてくれる役割があります。血小板が少なくなれば出血がなかなか止まらなくなり、血小板が多くなれば体内で血栓が出来やすくなります。

 

血小板を測るときに使う抗凝固剤によって偽性血小板減少症(本当は血小板が少なくないのに検査結果上は少なく出る)の可能性もあります。偽性血小板減少症は自己免疫疾患患者には多いようです。 

(Photo by://www.ashinari.com/)

著者: あさこすさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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