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健康診断・健康管理

血小板が増えたり減ったり!?日本で数百人しかいない骨髄線維症

 

血液を作る機能は造血機能と呼ばれ、造血機能の中心地が骨の中にある骨髄です。

骨髄に問題が起きると造血機能にも問題が起きて、血液内の血球のバランスが乱れることもあります。

 

●白血球と血小板が増える骨髄線維症

骨髄の病気の中で骨髄線維症は初めに血小板と白血球が多く作られる病気で、患者は全国に700人程度です。

血小板数の基準は14-35万個/μl(検査方法によってやや違いはあります)ですが、骨髄線維症では80万個/μlもの血小板が見られます。

その後骨髄自体がどんどん繊維化して弾力を失っていくことから造血機能が働かなくなってきます。

 

●後期には血小板減少

骨髄線維症になりたてのころは血小板が増えるのですが、後期になってだんだん骨髄が働かなくなってくると血小板は減ります。

そのため、最初は特に症状がない、もしくは貧血のような症状だけだったのが血小板が少なくなるころにはちょっとしたことで血が出る、内出血がよく見られるなどの症状に変わってきます。

骨髄線維症は発症してから5年くらいは無症状の場合も多いです。

 

●薬での治療が中心

骨髄線維症は半分は遺伝子異常と考えられますが、もう半分についてはその機序がはっきりしていません。

治療法は主に薬による治療が多いですが、造血幹細胞移植という方法もあります。

ただし、現状では造血幹細胞移植には危険が多いことから、十分な話し合いの期間が必要と言えるでしょう。

 

骨髄線維症は初期には血小板と白血球が殖え、後期には血小板数が少なくなって血が出やすくなる病気です。

男女比はほとんど変わりませんが、やや男性の方が多く、発症から4-5年は無症状なので偶然健康診断を受けた時に見つかったという例も少なくはありません。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2013/07/09-379953.php])

著者: あさこすさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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