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ガン・悪性腫瘍

カプセルを飲むだけで手術ができる!?最先端のがん治療とは

 

がんは日本において、死亡原因の上位を常に占めている疾患です。そのため、予防や治療法、生命予後などあらゆる点において非常に研究が盛んな分野でもあります。

 

進歩するがん手術

がんを根治させるためには、がん細胞を残らず切除する必要があります。

しかし切除するには、がん細胞が増殖している体の組織もまるごと切除しなければなりませんので、切除範囲によっては体の負担が大きくなります。

近年はがんを早期に発見できるようになってきましたので、がんが小さいうちに小さい範囲だけを切除すればよくなりました。

だからこそ、なるべく患者さんの体に負担がかからないでがんを切除する技術というのが盛んに研究されています。

 

最先端の早期がん治療

まだ開発途中のがんの手術法として、カプセルロボットによる手術があります。

近年、人間ではできない細かい動きをロボットが担うことで、がんの手術成績を伸ばしている傾向があります。その中でもカプセルロボットによる手術は、とても注目されている体に負担のかからない手術と言えます。

 

患者さんは飲み込むだけでいい

カプセルロボットによる手術は直径が1cm、長さが2cmほどの小さな機械を飲み込むだけで済みます。その後、カプセルは消化管内を泳ぐようにして進み、病変部分で早期がんの治療にあたります。

どの様に手術をするのかというと、カプセルの先端には2本のアームがついており、それが約7mmの鉗子になっています。医師は映し出された画像を見ながら、アームを操作して切除手術を行います。

小さな腫瘍は切除後そのまま体外に運び出すことも出来ます。

また、消化器官の流れに乗って進むだけではなく、胃から小さな穴をあけて外に出て治療を行うことも出来るのだそうです。

 

現在、臨床応用されているものではカプセル内視鏡があります。ただこれは手術をしてくれるものではなく、あくまでも検査を目的としてものです。いずれにせよ、こうした技術が完成すれば、手術時間が短縮されますし患者さんの回復も圧倒的にはやくなります。そのため患者さんの負担は大きく減り、術後の生活の質が向上していくでしょう。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2014/02/15-385900.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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