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生活習慣病

血糖値を下げる作用を助ける物質「AMPK」とは?糖尿病の改善

 

 

血液中のグルコースを取り込む作用を助ける物質はたくさんあります。今回はその中でも20135月に化学論文に掲載され、現在も研究が進んでいるという物質を紹介します。

 

 

AMPKの全体的な働き

 

血液中のグルコース(ブドウ糖)を細胞や肝臓にとりこませるのはもちろん、脂質の代謝、タンパクの合成、コレステロール合成などの調節をしています。コレステロールは悪いものといったイメージがありますが、体に必要なものです。

 

 

AMPKの糖尿病に関わる働き

 

・筋肉でグルコース取り込みを促進させる働き

この作用は体を動かす筋肉である骨格筋で起こります。細胞に糖を取り込む時、細胞の表面にあるGLUT4という糖専用の入口からとりこまれます。AMPKは血液中の糖を糖専用の入口まで連れていきます。糖が連れていかれないと偶然入口に気づいた糖しか骨格筋にとりこまれませんが、AMPKが糖を入口に連れていくことによって血液中の糖の取り込みが促進させます。

 

 

AMPKのグルコースからグリコーゲンを作るのを手助けする働き

グリコーゲンはグルコースを繋いでできたものです。肝臓にはグルコースを繋ぐ為に働くグリコーゲン合成酵素という物質があり、AMPKグリコーゲン合成酵素をリン酸化させ、よく働く状態にします

 

 

AMPKの糖新生を抑制する働き

 糖新生とアミノ酸や脂肪から体に有害なケトン体という物質を発生させながらということです。糖新生を促進する物質を作る遺伝子を抑えることによって、糖新生を抑制します。

 

 

このように血糖値の調節に関する物質はどんどん研究されています。実際、この物質をよく働くようにする作用を含む薬もあります。糖尿病になる仕組みが完全に分かれば、糖尿病を完治させる方法が見つかるかもしれません。

 

(Photo by //jp.freepik.com/free-photo/test-tubes_355586.htm)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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