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1型糖尿病の発症にもストレスは関係する!?小胞体と糖尿病の関係

 

糖尿病の原因は1型糖尿病では遺伝子だけ、2型糖尿病では食生活だけというイメージが強いと思います。しかし、最近の研究で小胞体という細胞の構造の1つにストレスがかかると1型糖尿病、2型糖尿病のどちらでも糖尿病を発症するきっかけとなる場合があるといった報告があります。今回は小胞体にストレスがかかり、どのような経路で糖尿病になるかを紹介します。

 

 

小胞体とは

細胞の構造の1つでタンパク質、コレステロール、リン脂質でできています。細胞で作られた物質の輸送に関係します。

 

 

1型糖尿病と小胞体の関係

1型糖尿病を発症する仕組みとして、自己免疫の異常があります。自己免疫の異常とは自分の細胞を外部から来た敵として誤認し、攻撃してしまうことです。自己免疫の異常によってインスリンを生産する膵臓のランゲルハンス島β細胞が破壊され、1型糖尿病となります。

この自己免疫の異常発生の原因の1つとして小胞体のストレスがあります。小胞体のストレスにより、特定の遺伝子が反応し、細胞が縮小し、DNAが破壊されるアポトーシスという作用を引き起こし、β細胞を破壊するきっかけになります。遺伝的に誤認しやすかったりもするのですが、小胞体のストレスがなければ糖尿病を発生しない可能性もあるわけです。

 

 

2型糖尿病と小胞体の関係

2型糖尿病では、肥満によって小胞体のストレスは起こります。ストレスを感じた小胞体はIRS-1という物質のリン酸化を抑制します。IRS-1という物質のリン酸化はインスリンを感じ取り、細胞に糖を取り込ませるスイッチを押す作用です。この作用を抑制されると、インスリンは正常に出ている、細胞も正常に働けるのに、糖が細胞に取り込まれません。この一連の流れが2型糖尿病発症の原因となります。

 

 

このように、細胞の構造も糖尿病には関わっています。

 

(Photo by //www.ashinari.com/2012/04/28-361315.php)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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