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ガン・悪性腫瘍

放射線だけではがんを殺せない?放射線治療は免疫細胞に助けられているんです

 

日本においてがんは死因の中で大きな部分を占めます。そのため治療方法においても多くの研究がされており、日々新しい研究が前進しています。このがんの治療には、がんの病巣を切りとる手術療法や、抗がん剤によってがんに対抗する化学療法がありますが、その中でも最も新しいのが放射線治療です。

 

放射線治療って?

放射線治療というのは、高エネルギーの電磁波である放射線をがんの病巣に照射し、がん細胞を死滅させる治療法です。放射線自体が体に影響を及ぼすというのは、想像ができるかと思います。放射線治療ではそれを体の悪い部分に使って、病気の治療を使用というものです。

 

放射線治療は「放射線だけ」では成り立っていないんです

放射線治療というのは放射線を照射することによって、がん細胞のDNAを破壊したりするものです。

しかし、実際には放射線だけでがんを全て死滅させているわけではありません。

放射線治療によって多くのがんは死滅しますが、中には弱っただけのがん細胞や、生き残ったがん細胞もあります。

しかしそうしたがん細胞があったとしても、放射線照射によって数の減ったがん細胞を、今度は体の中の免疫細胞が働き、退治してくれるのです。

そもそも人の体の中では日々がんが誕生し、それを免疫細胞が退治してくれています。そのため、放射線治療によってがん細胞が劣勢になれば、免疫細胞も正しく働けるようになるのです。

 

放射線照射でがんを異常細胞と認識

がんがある体でも免疫細胞はもちろん働いています。

しかし、そもそもがんは正常な細胞から変化したものなので、免疫細胞はがんを異常細胞と認識しづらいのです。

そこで放射線を照射することによって、免疫細胞ががんを異常と認識しやすくなり、攻撃をし始めるという面もあります。

 

放射線治療を行う上で、免疫力が正常に保たれている、あるいは高いレベルで維持されているということは重要です。そのため免疫食を上げる治療と組み合わせて治療が進められる場合もあるようです。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/05/01-018491.php?category=393])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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