カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. ガン・悪性腫瘍 >
  3. 基礎知識 >
  4. 治療 >
  5. メンタル >
  6. 小児がんから発症するうつ病…治療法の選択順は大人と逆なのは何で?

ガン・悪性腫瘍

小児がんから発症するうつ病…治療法の選択順は大人と逆なのは何で?

 

がんというと、大人の疾患の印象がありますが、子どもでも起こる小児がんというものがあります。子どもの場合でもがんやがんの治療において不安を抱え、情緒的に不安定になることがあります。

 

子どもの場合適応能力が高い

がんというと、精神的なストレスの対処方が難しいように感じますが、おそらくそのイメージは大人のもので、子どもはがんから生じるストレスに対して、比較的よく対処することができます

そのため、大人の場合はがんからうつ病を発症することがしばしばあるのに対して、子どもの場合はごく少数です。

 

子どものうつ病に対する治療

大人の場合うつ病への対応の第一選択は薬物療法です。

しかし子どもの場合は、主な治療法がセラピーやカウンセリングなどになります。個人対個人の形式であったり、集団の形式であったりするものですが、子どもの場合自分のことについて説明するのが難しい場合もあるので、適切な介入をしながら行う必要があります。

また、小さい子どもの場合には、それこそ説明する能力が乏しいので、遊戯療法が用いられることもあります。

これは遊びをコミュニケーションや表現の手段として用い、ストレスを発見し解消するという方法です。

 

子どもへの投薬は慎重に

重度のうつ病を生じている場合には薬物療法が選択される場合もあり、抗うつ薬が処方されます。

ただし、子どもに抗うつ薬を処方する場合には、服薬中の厳密な監視が必要になります。というのも多くの場合で使われるSSRIという抗うつ薬は、一部の子どもに対して、うつ病を悪化させる作用を持ったり、自殺願望を強くするように働くことがあるのです。

特に治療開始後の4~8週間は、監視をすることが非常に重要とされています。

 

子どもの場合、がんだけでなく、そこから派生した家族や友人との対人関係が問題で、ストレスを感じている場合があります。

そうした原因の特定も治療の上では重要です。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2007/06/07-002417.php?category=51])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

メンタルに関する記事

不安、落ち込み、せん妄…がんのストレスから起こる精神状態

がんの告知を受けるということは大きなストレスになります。患者にとっても家族にとっ...

がん患者さんの心理~受診前から終末期まで~

  がん患者さんは臨床経過に伴って様々な心理的反応をしめします。   ...


がん医療や緩和に!患者さんの生活の質「QOL」の維持・向上

  患者さんの生活の質のことをQOL(Quality Of Life)といい、...

ストレスが多いがん治療で生じる適応障害…カウンセリングや薬物療法で解決!

  ストレスの大きい出来事に対処できないと適応障害を生じることがあります。 ...

カラダノートひろば

メンタルの関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る