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生活習慣病

原因はどこにある?SU薬を飲み続けて効果が失われる「二次無効」とは?

 

服用する糖尿病の治療薬の中でも、SU薬(スルフォニル尿素薬)は最もよく使われる薬です。SU薬は膵臓のβ細胞に働きかけ、インスリンの分泌を促してくれますし、血糖値を上げるホルモンの分泌を抑制したり、肝臓でのインスリンの作用を増強させるなどの働きもしてくれるとされています。

 

二次無効が起こるSU薬

SU薬の服用を開始した当初は、SU薬の効果によって血糖値が良好にコントロールされていたのに、服用期間が長くなるにつれてその効果を感じにくくなっていくことがあります。次第に血糖値のコントロールがうまくいかなくなり、最終的には薬の効果をほとんど感じられなくなるのです。これは薬剤の二次無効と言って、薬を飲み続けることで起こります。ちなみに一次無効というのははじめから薬の効果がないものを言います。

 

二次無効は何が原因で起こるのか?

SU薬の二次無効が起こる原因としては、

食事療法が完全のコントロールされていない

運動療法の不足

肥満が適切に解消されていない

などがあるとされています。他にも感染症が原因になる場合もあるとされていますし、規則正しく服薬をしなかったことで、薬効がなくなることもあるとされています。このように原因がはっきりとしていれば、その原因を解消することで、また薬の効果を得られる可能性もあります。

 

明らかな原因が見つけられない場合はどうすればいい?

上記のような原因を想定して解消しても、SU薬の効果が得られない場合には、他の治療薬に変更したり、インスリン注射が検討されたりします。インスリン注射に抵抗を覚える人もいるようですが、インスリン注射などで高血糖の状態を治してあげれば、再びインスリンの分泌が回復してくることもあます。そうなればインスリンの量を減らしたり、やめて服薬のみの治療にしたりすることも可能です。

 

いずれにせよ、薬物でインスリンの分泌を補っているからと言って、食事や運動をおろそかにしてはいけないということです。糖尿病治療のベースは生活習慣の改善にあることを忘れてはいけません。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/06/17-022512.php?category=33])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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