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生活習慣病

「喫煙者は痛風になりにくい説」は本当!?…でもやっぱり否定できない痛風と喫煙の負の関係

 

多くの生活習慣病に関係するものの一つが、喫煙です。生活習慣病を発症した場合は生活習慣を見直す一環で禁煙を勧められます。しかし、痛風においてこの喫煙は影響が少し違うようです。

 

喫煙者は痛風になりにくい!?

喫煙によって痛風発作が生じることはありませんので、治療を受けていても積極的に禁煙が勧められるわけではないようです。むしろ近年の調査では「喫煙者が痛風になりにくい」という報告まであります。この調査はアメリカで行われたものなのですが、喫煙以外の要因を排除して、喫煙者と禁煙車の痛風の発症を比較したところ、喫煙者の方が痛風を発症しにくいという結果が出たのです。またこの調査では男性では発症に差があったものの、女性では関連が見いだせなかったということです。

 

この結果はどれくらい信じられるのか?

実際この調査では、具体的にタバコの何が痛風に影響するのか、研究の方法が正しかったのかという部分に大きな疑問が残っています。なによりも、たばこは発がんの原因物質になるなど、健康を害するものと認められていますので、積極的に吸うべきものでもありません。

 

やはり喫煙はダメ!

喫煙自体が痛風発症に影響はしないものの、やはり体には害になります。

痛風の痛みが長引く:

痛風発作は尿酸が血中に過剰にある状態で起こります。その時に喫煙によって血管が細くなっていると、発作の痛みが長引くことが指摘されています。

高尿酸血症の合併症を引き起こす:

高尿酸血症というのは血中の尿酸の量が多くなった状態のことを言います。この過剰な尿酸が、血中で飽和状態になるとナトリウムと結合して結晶になります。この結晶が関節などにたまって白血球との間で炎症が起こるのが痛風発作です。高尿酸血症の状態は痛風だけではなく、動脈硬化や、脳梗塞、心筋梗塞、腎不全といった合併症を引き起こす危険があります。そうした合併症を予防するためには禁煙は欠かせません。むしろ喫煙によってこうした合併症の可能性が高くなります。

 

「喫煙者が痛風になりにくい」というのはまだまだ曖昧な仮説です。痛風になりにくいからといって積極的に喫煙をするというような選択はしない方がいいでしょう。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/04/29-018394.php])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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