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湿潤療法による怪我の治療

傷ややけどの「湿潤療法」というのがずいぶんと広まっているようです。文字通り、『傷口を乾燥させない治療法』のこと。従来の方法よりも治癒が早く後も残らない、なにより「痛くない」治療法です。基本がわかればご家庭でも簡単に実用できます。

 

湿潤療法の基本処置 

● 用意するもの

・ 食品包装用のラップ

・ 白色ワセリン(薬局で500円くらいで購入できます)

・ ガーゼ、タオル など水分を吸収するもの

・ サージカルテープ、包帯 など固定するもの

● 処置手順

1:出血がある場合は、まずは傷口を押さえて圧迫止血。

2:傷口や傷の周りを水道水で洗う。消毒はしないこと!

3:ラップを大きめに切り、ワセリンをラップに塗る。ワセリンのついた面を傷口にあててラップで覆う。

4:ラップをテープで固定。滲出液が多いときには上にガーゼやタオルをあてて、包帯で固定。

5:一日1回以上、傷口を石鹸(合成界面活性剤や化学化合物を含まない天然成分のもの)で洗ってラップを交換する。

6:基本はぬるぬるして気持ち悪くなったら交換、夏場はあせもができやすいのでこまめに交換する。

7:傷口がふさがって滲出液が出なくなれば、処置は終了。

 

治りかけの頃にちょっと異臭がすることがありますが、問題ありません。

サージカルテープにかぶれることがあるので、テープは肌に優しいものを選び、毎回貼る場所をずらすなどして注意してください。

 

湿潤療法での禁忌 

「消毒液は絶対に使わない!」

驚きの台詞なのですが、これが一番大事なこと。消毒液は細菌を殺すと同時に傷口の細胞も破壊してしまい、傷の直りを遅くするのです。

同様に、傷を乾燥させる粉末剤や消毒薬入りの軟膏・クリームもNG。 怪我の多い子供にはもってこいの治療法。是非ご家庭でも実践してみてください。

 

ただし、

傷口が大きすぎて手に負えないとき

痛みがひどく細菌感染が疑われるとき

大きな水ぶくれや血庖があるとき

など、自宅での治療が不可能だと判断される場合は、速やかに湿潤療法を行っている病院を受診しましょう。(残念なことに、日本中の病院のどこでもこの治療法を実践しているわけではないそうです。)

 

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●どうする?靴擦れの水ぶくれの処置

 

(Photo by //pixabay.com/)

著者: 藤原さん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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